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「午前十時の映画祭13」上映作品
19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に
質素な生活を送る初老を迎えたプロテスタントの姉妹がいた
そこにパリコミューンで家族を失ったフランス人女性バベットがやってくる
その後、彼女は家政婦として姉妹に仕えるが
宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開きたいと申し出る…
20世紀のデンマークを代表する女流作家カレン・ブリクセンの同名小説を映画化
タイトルは知っていましたが、本来は絶対食指の動かない作品
「午前十時の映画祭」だから、仕方なく観ました
老姉妹がまだ若い頃からのエピソードから始まって
二人それぞれに恋のお相手も出来るのだけど、それも実らず
物語の途中から登場して、姉妹のところへ転がりこむ、とても疲れきった女性
それがバベット
毎日淡々と過ごすバベットが、ある日宝くじに高額当選…
(いくらかはわからないけど、少なくとも女性がド田舎を出て生活を立て直すのには十分過ぎる額でしょう)
してから、物語が急展開していくのです
いやぁ、こんなに素晴らしい物語だったなんて思わなかった!
タイトルのとおり
映画に登場するお料理の全てが、まあ美味しそうなこと!
改めて「午前十時の映画祭」よ、ありがとう
やっぱり映画って、出来るだけ好き嫌いせずに観ると
たまに、それはそれは素晴らしい作品に出会えるんですね