1944年にシカゴ、翌1945年にはブロードウェイで上演されたテネシー・ウィリアムズの有名な戯曲で
1950年と1987年の2度、映画化もされているそうです
1950年の方は全く知らないんですが
1987年の方は、僕は映画館(確か日比谷シャンテ)で観ています
監督は、あのポール・ニューマン
出演は、まだ髪の毛のあったジョン・マルコヴィッチ
えっ、どこにいる?って
ほらぁ、いるでしょう(笑)

お母さん役は、シャーリー・マクレーンと誤って記憶してましたが
実際は監督の奥さんでもあるジョアン・ウッドワード
初めて映画で観た時は、まだ自分自身が若かったこともあり
物語の全てを理解してはいなかったようです
俺ってホント頭悪いな…
先日、舞台版を初めて観て
その物語の情報量の多さに圧倒されてしまいました
なまじ原作を斜め読みしていたようなもんですから尚更です
最初に「ガラスの動物園」を2時間半、休憩無しで上演して
15分の休憩後、別役実さんが書いた約60分の後日譚「消えなさいローラ」を上演したという次第
僕らはまだ客席から観ているだけですが
「ガラス~」「消えなさい~」と連続出演していた尾上松也さんと吉岡里帆さんは本当にご苦労だったと思います
ましてや、吉岡さんは他のキャストと日によって交替しますが
松也さんは全公演に出演ですから、疲れ具合は段違いだったでしょう
でもこの連続上演はとても意味ある形でした
今後このように上演される機会があるかどうか
観客も疲れる上演形態でしたが
非常に素晴らしい観劇体験でした