
文明が衰退し、どこまでも広がる雪の海「雪海(ゆきうみ)」に沈んだ惑星
人類の多くは、はるか上空までそびえる巨木「軌道樹」の上に広がる世界「天膜」でかろうじて暮らしていた
そんな天膜に暮らす少年カイナと、軌道樹の根本にある町で生きる雪海の王女リリハは
人々の水源となっている「大軌道樹」を目指すが、そこにはビョウザン率いる独裁国家プラナトがあった
「建設者」と呼ばれる兵器を自在に操り、人類のためにと大軌道樹の破壊をもくろむビョウザン
カイナとリリハは、そこで滅びゆく世界の謎に迫っていく…
弐瓶勉とアニメーションスタジオのポリゴン・ピクチュアズのタッグによって生み出された
オリジナルテレビアニメ「大雪海のカイナ」の劇場版
テレビシリーズから続く物語を描く
映画が始まってから様々なことが描かれるけど
とてもわかりやすいし、すんなり世界に入れるそ!
しかし、それにしてもエラく作り込まれた世界観だな、と思ったら
これ、テレビでやってたのね
どおりで、そこそこ客が入ってると思ったわ!
でも先ほど僕が言ったとおり
TVシリーズを一切見ていなくても、この映画を観るのに何の問題もありません
主人公たちのいる惑星は
地球の遠い未来か、それとも「long time ago」か
はたまた「in a galaxy far,far away…」か
つまるところ、『風の谷のナウシカ』に似てる気もしますが
まあ、手堅い娯楽作です
[私の評価 ☆☆☆(5つが最高)]
[私の評価 ☆☆☆(5つが最高)]