
姿を消した犯罪組織スペクターの黒幕ブロフェルドの探索の任が、再びボンドに与えられる
そんな彼の前に、トレーシーという名の美女が現れる
彼女は欧州各地のマフィアが恐れるフランスの犯罪組織ユニオン・コルスの首領ドラコの娘だった
ドラコからブロフェルドの本拠地がスイスにあることを知ったボンドは、アルプスの秘密基地に単身潜入
そこで、細菌兵器を使い世界を破滅に導こうとするスペクターの恐るべき計画を知ったボンドは
その陰謀を阻止すべく奇襲作戦を仕掛けるが…
スパイアクション映画の金字塔『007』シリーズの第6作
ジェームズ・ボンドが犯罪組織スペクターの首領ブロフェルドの野望を阻止すべく、決死の戦いに挑む
前作『007は二度死ぬ』までボンドを演じたショーン・コネリーにかわり
シリーズ1作のみの登板となったジョージ・レーゼンビーが新たにボンドを演じた
ジョージ・レーゼンビーがボンドらしくないとか
逆にシリーズ最高傑作だとか
人それぞれ、様々なご意見があるようですが…
本作は、テレビでは何度か見たことがありますが、劇場で観るのは初めてでした
あくまで僕個人から観た感想ですが
G・レーゼンビーは頑張っていたと思います
ただ、これ一作ではどうにもならないのはわかりますけど
やはり彼ならではのジェームズ・ボンドの色を出すには到っていないなと思います
007ではなく、フツーのB級アクション映画という感じ
シリーズ最高傑作!と強く推す方のご意見をぜひ伺ってみたいなと思いますねえ
テリー・サバラスは、ヒロインにまでちょっかいをだすという
良くも悪くも、意外なまでにヘボいブロフェルドらしい感じですね
ボンド生涯ただ一人の女性、唯一ボンドと結婚したトレーシー…
テレサ・ディ・ヴィチェンゾ役のダイアナ・リグは
序盤で見せたちょっとメンヘラっぽい面も含め、ボンドが唯一結婚した女性にピッタリ
ダニエル・クレイグのシリーズで、ボンドの最初の運命の女性となった
『カジノ・ロワイヤル』のヴェスパ-・リンドは、いろいろな面で彼女にソックリだったと思います
ボンドの結婚式で涙を流すミス・マネーペニーがスゴく印象的でした
今回の劇場鑑賞で初めて気がつきましたよ
まあ、テレサって誰!?ってことも含め
今後の向学のために観ておいてもいいんじゃないですかね
[私の評価 ☆☆☆(5つが最高)]