
若者たちから絶大な人気を誇る7人組ユニット「劇団 SEVEN」は
シェイクスピア作品のさまざまな登場人物が真の主役を奪い合う新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の上演に向け
新メンバーの山井を迎えることに
そんな中、カリスマ的存在のリーダー・蘇我が急死してしまう
蘇我を失った劇団の歯車は狂い出し、メンバーたちは互いのミスを責め合い
稽古に集中できず、信頼関係も崩れていく…
堤幸彦監督が、新作舞台に挑む7人の俳優たちの制作発表からゲネプロ(最終リハーサル)までの13日間を描いたミステリー映画
堤監督と言えば、数年前から映画を撮ることと平行して
舞台のお仕事も平行して続けていらっしゃいました
ご本人も舞台に関して一家言あるとは思うんですが
まあ、僕とは趣味嗜好が合わないです
後半の盛り上がっていく感じは、出演者の皆さんの迫力ある殺陣もあって悪くないんですが
肝心のオープニングから中盤にかけてのドラマ作りがイマイチですね
オープニングはみんな比較的穏やかだったのに、だんだんと狂気が全体を覆っていく方が良かったと僕は思うんですけど
最初から全員イヤな奴なんで、誰一人感情移入出来ないんですよぉ
映像畑の人が舞台を撮ったり、舞台役者を演ったりすると
どうしてああテンションの高さを勘違いしてしまう奴が多くなってしまうんでしょうねぇ?
[私の評価 ☆☆(5つが最高)]