17世紀、ペシアの町
聖母マリアと対話し奇蹟を起こすとされる少女ベネデッタは、6歳で出家してテアティノ修道院に入る
純粋無垢なまま成人した彼女は、修道院に逃げ込んできた若い女性バルトロメアを助け、秘密の関係を深めていく
そんな中、ベネデッタは聖痕を受けてイエスの花嫁になったとみなされ、新たな修道院長に就任
民衆から聖女と崇められ強大な権力を手にするが…

もっと猥雑でセンセーショナルな作品かと思ったら

極めてマジメでないのぉ


いや、成人映画も含め、ありとあらゆる作品を観ている身としては

悪いけど、この程度じゃビク(ピクリ?)ともしないのよね

むしろヴァーホーベンの映画としてはフツーじゃないかなあ


ベネデッタの聖痕問題については、極めて“クロ”だけれども

本人が“心から”信じちゃってるんだから、これ以上どうしようもないよね


むしろベネデッタの周り…カノジョのバルトロメアだったり、修道院長(C・ランプリング好演!)だったりを観ている方が面白い


中盤以降はベネデッタもバルトロメアもバシバシ脱ぐし

まあ、人によっていろ~んな観方があるっていうことで

[私の評価 ☆☆☆★(5つが最高)]