「午前十時の映画祭12」上映作品

若いが唄も踊りもこなすキャバレーのスター・サリ一

彼女は、性格も生き方も全くかみ合わないロンドンから来た語学生ブライアンと知り合い、恋に落ちる
そんな中、2人の間に金持ちでハンサムなマクシミリアンという貴族の青年が入ってくるが…

第45回アカデミー賞でオスカーを8部門獲得した作品

字面だけで見ると、へぇーという感じですが

同じ年にあの『ゴッドファーザー』があったと思うと、その凄さがわかろうというもの!


ただ、人には好みがありますからね

僕は、うーん、どっちかなぁ

僅差で『ゴッドファーザー』かなぁ


とはいえ、決して本作が劣っているわけではありません

一番重要なのは、この話が第一次世界大戦前のドイツ・ベルリンを舞台にしているということ

これを頭に入れておくだけで、作品の味わいが数段違います

キャバレーのステージで数々の曲を歌い踊る、ライザ・ミネリの姿は圧巻
不気味な印象を残すラストシーンと共に、映画ファンなら一見の価値有りです
[私の評価 ☆☆☆☆(5つが最高)]