歯長峠。
細い道だがRの大きいヘアピンが右へ左へと続いているワインディングである。
前回来たときは,路肩に雪が積っており,慎重にライディングしたのを覚えている。
今回は夏。
すいすいと行くつもりだったのだが・・・。前にいるのはマイペース運転の車。
県道31号線は抜け道として使う地元の人も多いのだろうと思い,仕方なくついていくことにした。
すると,突然前の車が道を開けた。
しかし,場所が悪い。
コーナーを曲がったところで停車したのである。
路肩には寄っていたが,曲がるところに車を停められると,見通しが悪くてとても危険だ。
案の定,対向車が来たので,うまく抜けない。
後続の2人も困ったことだろう。
雨が降るとツーリングは面白さが減ってしまう。
とにかく目的地を目指す。地図も開かずに,我ながら恐ろしいが,本能を頼りにしたナビ(たぶんあっちに行けば四万十川だ,ぐらいの感覚)で疾走していった。
すると,見えてきたのは沈下橋↓。
紛れもない!これが四万十川だ!!
ようやくたどりついたのは,四万十市と四万十町(市町村合併でこういう名前になったらしい)の境目に当たる場所だ。
Kさんは今まで通ってきた道がどこだかも分かっていない様子・・。
「(川を指さし)え?じゃこれが四万十川?」
そう言っているでしょ!さっきから!!
しかし,我ながらすごい勘だ。まるで川の水のにおいを覚えていて海から帰ってくる天然うなぎのような・・・,たとえがよくないなあ。
頭上では,雷鳴が響いている。
しかも,1回1回の間隔が30秒もないぐらいだ。
まずい!!
雷が鳴って雨まで降ってきたらお手上げだ!


