なぜ一度も会ったこともない彼にこんなにも哀悼の気持ちが涌くのだろう。
25年くらい前、初めてMacintoshに出会ったことを鮮明に思い出す。その頃はパソコン店などなく、事務機器屋さんにポツンと置かれて売られていた。かわいい白い筐体。いまでこそ当たり前のマウス操作。すべてが新鮮で衝撃を受けた。値段は車が買えるほどだったが、どうしても欲しくて、数ヶ月バイト代を貯めて買った。スティーブのことなど当時知るよしもない田舎者。
それから今日まで、何台ものマシンに世話になってきた。今では、ポケットに彼の魂を収めることができるようになった。
今日は、彼と彼の創造物を慕う皆が泣いている。
この喪失感。
しかし、生き続けて残っていくもの、それと共に過ごせる幸福感はこれからもずっと変わらないと思う。
自分の生活に間違いなく精神的に実務的に豊かさをくれたあなた。
ほんとうに有り難う。
安らかにおやすみください。
=自分なりの追悼文=
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