ギリギリで仕事を仕上げた直後なぜ疲れているのにメールを見てしまうのか | 作業療法士 菅原洋平のただいま執筆中

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こんにちは。

作業療法士の菅原洋平です。

 

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【ギリギリの仕事をクリアした後ですぐメールを見てしまうのはなぜ?】

 

締め切り間近の仕事をハイパー集中で仕上げて

送信ボタンを押した瞬間、

過剰な負担から解放された!・・・はずなのに

そのままメールやチャットのページを開いて見てしまう。

 

疲れているはずなのに

なぜより疲れる行動をとってしまうのでしょうか。

 

 

脳が疲労しているのに無理に仕事をしていると

ノルアドレナリンが増加します。

 

ノルアドレナリンは

過剰に分泌された後、

その出来事が終わってもしばらく脳内に残ります。

 

ノルアドレナリンは

変化を検出する物質です。

 

これが脳内に残っていると

変化を探そうとしてしまう。

 

 

これが疲れているのに

メールを見てしまう原因です。

 

 

 

【どうすれば疲れた脳は鎮まる?】

 

疲れたのに情報量を足せばさらに疲れる。

 

それは分かっているのに

見てしまう。

 

 

 

ではどうすれば、

疲れた脳を鎮めることができるのでしょうか。

 

 

脳内の神経は、

情報を伝達するときに別の神経の活動を抑制します。

 

この原理から、

まったく無関係の作業をして

まったく無関係の脳が使われれば

カッカしていた脳は鎮まります。

 

 

まったく無関係な作業とは

「手作業」です。

 

 

糊付けでもハサミ作業でも

皿洗いでもコーヒーを入れるでもなんでも良いので、

スマホやパソコンではなく

アナログの作業を1分。

 

その間、

興奮した脳が鎮まり

考えがまとまって別の角度から思考できるはず。

 

 

過剰に集中したらその後に手作業をくっつける

 

 

これで多忙感を脱却しましょう。

 

 

 

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ぜひ、お手に取ってみてください!