昼間眠い・・・その意外な原因とは? | 作業療法士 菅原洋平のブログ

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明日を変える!脳の話

 

こんにちは。
作業療法士の菅原洋平です。


【猫背が眠気の原因!?】


日中になんだか眠いのが続く・・・。


その原因に、
普段の姿勢が関係していることがあります。
 

その姿勢は、猫背。
 

 

人間の体は、

あごから首にかけて、
咽頭下筋群

(胸骨甲状筋、胸骨舌骨筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋)が

走っています。

 


舌と胸や肩甲骨がつながっているって、
あまり想像していなかったという人が
多いのではないでしょうか?
 

 

もし、
舌と胸を結び筋肉が縮まったら
どうなりますか?
 

あごが下に引かれるので、
下を向くような姿勢になりますよね。
 

 

さらに、
舌と肩甲骨を結ぶ筋肉が縮まったら
どうなるでしょう?
 

肩甲骨が上にあがり、
前に引っ張られます。
 

これで、
胸が閉じて肩が前に出て、
立派な猫背が完成します・・・
 

 

 

肩甲骨と舌骨を結ぶ肩甲舌骨筋が硬くなると、
肩甲骨が外に開いて前に出てしまい
胸が開かない。
 

すると、
肺の一回換気量が減って
酸欠気味で眠くなる、というわけです。
 

 

 

そこで、
肩甲骨と舌骨を結ぶ筋肉を
緩めてみましょう!
 

胸骨の縁を指で軽く押さえて
顎を45度上に向けてください。
 

 

 

 

口を「う」の形にして5秒数えます。
(肩甲舌骨筋が縮まります)
続いて「あ」の形にして脱力します。


これを
5回繰り返してみましょう。
 

 

首から肩にかけて、
深いところの筋肉がじんわりしたら、
肩甲舌骨筋が

緩んでいる証拠です。
 

繰り返していると、
少し視界が明るくなる感じもすると思います。


パソコンやスマホ作業の休憩に、
肩甲舌骨筋緩めて、
頭をスッキリさせましょう!