眠れない夜に眠気を誘う行動とは | 作業療法士 菅原洋平のブログ

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明日を変える!脳の話

こんばんは。

作業療法士の菅原洋平です。

 

【眠れないときはどうしている?】
 

夜眠くないときは
みんなはどうしているのか?

 

眠る前は

最もプライベートな時間。

 

人には人の

過ごし方がありますが、

 

意外に多いのが
同じドラマや漫画を繰り返し見る行動。

 

展開も結末も知っている話を
見たり読んだりしていると眠くなる、と。

 

【お気に入りの物語で眠気を誘う】

 

これは
ヤーキーズドットソンの法則に由来しています。

 

青斑核から放出されるノルアドレナリンは、

脳の覚醒度を司ります。

 

新しい刺激に触れると

ノルアドレナリンは増えてパッと覚醒しますが、

その刺激が難解すぎると

ノルアドレナリン量は急激に減ります。

 

また、

慣れている刺激に触れたときは

ノルアドレナリンは増えません。

 

脳の覚醒度をグラフにすると、

Uの字を逆にした形になるので、

逆U字曲線と呼ばれます。

 

つまり脳は、
先が読め過ぎても読めなすぎても
眠くなる仕組みです。

 

そこで、

仕事で頭をフル回転させた夜は、

結末を知っているお気に入りの物語を用意。

 

安心できる範囲で

楽しんでいるとあくびが出てきます。

 

もちろん読む場所はベッドの外で。