片足立ちをしてみましょう。
30秒立たずにフラフラしてしまった方は、
睡眠の質が低下しています。
この検査、
実施したことありませんか?
深夜の道路脇なんかで。
そうです。
飲酒運転の検査と同じです。
実は、
睡眠が不足すると、
脳の働きは飲酒状態と同じレベルにまで
低下します。
ある研究では、
18時間連続で覚醒していると、
そのときの脳の働きは、
「弱度酩酊状態」と同じです。
片足立ちで睡眠不足が検査できる理由は、
脳の働きだけではありません。
きれいな姿勢だなと思う人は、
「睡眠を大事にしています」と
答えることが多いです。
また、学校の集会などで、
立っていられずにすぐに
フラフラしてしまう子には
就寝時間が遅い傾向があります。
これは、
きれいな姿勢をつくる
抗重力筋の働きによります。
抗重力筋は、
意図的に動かすことがむずかしい筋肉です。
1日のうちで緩むのは
3~4回だけ。
REM睡眠のときだけです。
それ以外は、ずっと緊張を保ち続けます。
眠っている間もです。
この筋肉の制御をしているのが、
セロトニンという神経伝達物質。
セロトニンは、
うつ病の治療でよく登場する物質です。
セロトニンには、
脳を覚醒させ、気分を安定させる
作用があります。
睡眠が十分にとれていないと、
起きた後でも脳の中には、
睡眠物質「メラトニン」がたまっています。
本来、
メラトニンが増えるのは
暗くなってからです。
メラトニンが増えているときは、
セロトニンの分泌は増えません。
朝起きても、
身体を起こすことが大変・・・。
朝、出勤しても、
しばらくは猫背になってしまって、
頭もぼーっとする。
こんなときは、セロトニンが不足している
サインだということです。
睡眠物質は、
眠気覚ましではなくなりません。
できる対策は、
ほんの10分でも隙があったら目を閉じて
眠ることです。
いかに隙間で眠るかで、
仕事のパフォーマンスは変わります。