本田宗一郎をはじめ成功者の多くは、困難をチャンスに転換するという力をもっていました。
彼らは自らの人生を振り返り、口をそろえるかのように「壁にぶち当たったときこそチャンスだった」というようなことを言っています。
普通の人は、「それは実際に成功したから言える結果論であって、困難は困難であり、チャンスとは程遠い」と考えるかもしれません。
しかし実際に「壁」がチャンスであるということは、陽転思考的にもいえることです。
なぜならば、大きな壁や困難に遭遇した時、そして、どうしてもそれを越えなければならない時、人は真剣に頭を使った乗り越える方法を考え始めるからです。
「火事場の馬鹿力」という言葉があるように、「壁越えの超脳力」とでもいえるような、不思議な力が出てきたりするものです。
しかしそれは必ずしも自分の力を越えた脳力ではなく、もともと潜在していたものが「必ずできる・乗り越える」と決意したことで、発現されたと考えるべきでしょう。
人間は、もともとそういう力をもっているのです。
『発明、創意工夫なんてものはぎりぎりの線までいかないと出てこない。それと同じだ。壁に突き当たる。そこでみんな戻ってきちゃう。そうすると発明、創意工夫はない。
壁にぶつかったときにそれをじっと我慢して乗り越えたときに発明、創意工夫がある』(『俺の考え』本田宗一郎著)
夢を叶える人とは、脳力が高いというより、壁に突き当たっても、戻らずになんとか乗り越える方法を考え続けることができる人なのかもしれません。
夢や目標が大きければ大きいほど、道は遠く、壁は高く、そして分厚く感じられるでしょう。しかし、だからこそ必死に脳をフル回転させなければならないということにもなります。
そう考えると、「夢は大きいほどいい」というようなことも、単なる理想主義ではなく、脳の性質に沿った教訓なのかもしれません。
アクティブ・ブレイン・セミナーでは、何度も何度も脳の限界に挑戦します。しかし実際にそれを乗り越えてみると、それは、限界でもなんでもなく、勝手に自分がそう決めつけていた壁だったと気づかされます。
そしてセミナーが終わるころには、参加者のほとんどが、自分の脳には無限の可能性があると実感するようになるのです。
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□書籍のご紹介
『俺の考え』
本田宗一郎著
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