令和のジャックナイフ(子育て) | バブーベイビーと私 ~全力疾走編~

バブーベイビーと私 ~全力疾走編~

7歳の女の子を育てながら、管理職として働いています。
旅行やお金の話、多め。
子育て薄め。


昨日の記事にコメントありがとうございます。
きっとコメントしようとして、どう言葉をかけてよいかわからなかった方もいたはず。
そんな方にもありがとう。
私は大丈夫です。


先代猫は、いきなり逝ったので(朝ご飯食べず、夜亡くなる)、それに比較すると心の準備が出来ていました。
あのときは、仕事にならなかった。
けど、いまは普通に生活してます。


それよか、娘の癇癪がここに極まれり、って感じで、悲しむ間もないというところか。
娘全体を10としたら、9は愚図って泣いて喚いてバタバタしてる。

夫曰く「ナイフのようだ
ウケたので、それ以来娘を「ジャックナイフ」と呼んでいます。


今朝も…
いちごある!ない!ある!ない!
という娘と夫の怒鳴り合いでお目覚め。
娘、号泣。
夫、いらつきピーク。

聞けば、朝ご飯のキウイにむかついて
「なんでイチゴじゃないんだ?」とのこと。


以下、実況中継。
斜めの字が台詞です。



娘:キウイいらない!
娘:キウイいらない!
娘:買いにいく!イチゴあるよーーーー!

で、食器類を投げ飛ばす。
キウイは床に落ちるし、スプーンは私にぶつかる。
夫、沸点を超す。


夫:いらないなら食べなくていい!
娘:イヤーーーー! ダメーーーー!

食事を片付ける夫に 

娘:イヤアアアア(追いすがる)
娘:食べるうう!(号泣)

夫:食べるの?食べないの!?

娘:食べるーー!!
娘:抱っこー!抱っこーー!

抱っこする夫

娘:イチゴある!(嗚咽で声にならない)

夫:ないっ!(夫)

娘:うわあああああ



ここで、囁き女将(私の介入)
「パパ!言葉でコントロールしないで、
パパの気持ちを表現して!」

夫:イチゴあげたいけど、ないんだよ。
パパは、〇〇ちゃんにお皿投げられて悲しい。
えーん(泣き真似)


泣き止む娘
(納得してる感じはないが、とりあえず黙った)



娘を抱っこして、外を見る夫
(娘はベランダからの眺めが好き)
ここで機嫌がよくなる。


テーブルに戻るなり、私のトーストを見つけ

娘:食べる!
娘:〇〇ちゃん、あれ食べる!
娘:あれたべる!


夫:ええ?本当に食べる?
あなた、この納豆ご飯どうするの?


娘:食べる!食べるの!あれ食べる!


しぶしぶキッチンに入り、食パンを取り出す夫。


娘:ちがうー!
娘:それじゃない!それじゃない!それじゃない!
(初めから茶色いパンと思っているらしい)


夫:焼けばママのようなパンになるの!


とりあえず、パンをトースターにいれ、戻ってくる夫。


娘:抱っこー!抱っこー!

娘:あなたが膝の上に座ると、パパが食べられないでしょう?

娘:抱っこー!!抱っこだよー、パーパー!

イラつきを飲み込んで娘を膝に座らせる夫


夫、「汚れるでしょ」と、娘のスリーパーを脱がせようとすると
娘:ダメーーー!ダメだよー!
 

夫、ため息をつきながら、エプロンだけつけさせる。
トーストが出来たので、私が娘の前に出す。


娘:これじゃない!これじゃない!

パンを目の前に、これじゃない!と叫び
パンをしごく。←よーわからんけど、粗末にしてます


夫、爆発。
怒りまくり。

娘:ぎゃあああああ
娘:だっこ!だっこ!

夫:知らん!

阿鼻叫喚


娘:お母さん見るー!←お母さんといっしょの録画

娘:のぼれてる!
娘:おさなる!

もはや、何を言っているのか不明

娘:よごれてる!よごれてる!
娘:ここー!ここー!

夫:どこ?

娘:ここー!

朝ご飯を載せたトレイが少し汚れてましたw

娘:オレンジにかけるう!

??

夫:ご飯やめようか 


娘:いやー食べる!

夫:本当に食べるんだね?

抱っこで席に着く。
娘、スプーン投げる。

娘::これしない!これしないからー!!

夫、ぷつん。

夫:食べないなら知らん!!(大声)

夫、寝室に篭もる

娘:怒んないで!怒んないで!
ぎゃあああああ!!




ねっ?
1つ治まっても、些細なことで、また繰り返し。
ずっと、ナイフで切り裂かれる感じっしょ。
最後は私が共感して終わりました。


もう、ここまで大もめになると、
娘も疲れてるし、世界一好きなパパにそっぽ向かれたら、セカンドのママに頼るしかないので、収束しました。


ちなみに、↑の夫がダメなのは、情動反応が強い相手に言葉でわからせようとしてるから。
大人でも無理ですよ。
相手が子供ならなおさら。

心当たりありませんか?
怒ってる人に「そう怒らないで」とか
泣いてる人に「泣かないで」とかね。
ほんで、前向きにいこうとか言うんですよね~。

なんとなく発した言葉ですが、これって相手の感情を抑制しろってことで、とっても怖いことです。
前頭葉に酸素がいかなくて血流が不足してるから、まったく意味のない言葉どころか、私からしてみれば傲慢な言葉。
泣きたいときは泣けばいいし、怒りたいときは怒ればいい!
一緒に居る人は、いっしょに泣いたり、怒ったりすれば良い。
共に感じる、つまり共感ですね。
そっちのほうが、情動反応は和らぎます。


言葉(指示)で人をコントロールしようとするな。


とはいえ、我が娘は3歳を迎えから特に癇癪が酷くて、機嫌の良い時間の方が少ないんじゃないかと。
癇癪のピーク時に関わると、私も切り裂かれるのでw、若干ピークが弱まったあたりで関わっています。
今回のようにパパと決裂したあたりで、出るかな。


でも、一日中ナイフな今は、時に放っておきます。
折れて平和になるなら折れることもあります。
こっちも疲れるし、やり合いすぎて変なトラウマを残したくないし。
(ちなみにトラウマがない人なんていないですよ?)
育児に完璧を求めてはいけない。
だから、夫のことも責めません。
ただ放っておくときは「愛ある無関心」で見守ってます。


もちろん、私も夫のようにキレることもありますよ~。
そんときゃ、大人であれ、親であれ、謝ります!!