楽天「社内英語公用語化」の成果とこれからの英語教育
私は社内英語公用語化に関心をもっています(こちらを参照)。以下の記事で楽天の社長が英語公用語化のメリットを述べました。
http://toyokeizai.net/articles/-/33821
それをもっと分かりやすくまとめます。
1、社員の意識と視野が大きく変わり、ひとりで現地に行って交渉できるようになった。
2、日本で築いてきたノウハウを使って、海外進出が可能となった。
3、日本人だけでなく、世界中から優秀な人材を集めることができた。
4、その結果、企業の売上高と国際的地位が上がった。
このようにまとめると、英語公用語化の成果にたどり着くまでの出発点は、「社員の意識と視野が変わること」だということが理解できます。そのために会社は環境を英語、つまり「小さな地球」に変えてしまいました。日本から海の向こうを見るのではありません。小さな地球の上でコミュニケーションを行うのです。意識と視野の変化という意味が理解できると思います。
そして、公用語は英語です。英語が選択される理由は、ビジネスでは世界共通語であるというのが第一であるとはいえ、もうひとつ指摘しておきたいことがあります。「日本語は主観的な言語、英語は客観的な言語」という点です(こちらを参照)。「海の向こうを見ながら日本語を使う」のと「世界地図を見ながら英語を使う」の違い、想像すればわかると思いますが意識と視野が全く違うのです。海外グローバル化ポジション(こちらを参照)で頑張るなら、英語環境と英語力は両方大切なのです。
楽天が社内に英語環境を与えたこと、それは社員にとって英語力強化に繋がり、意識と視野を大きく変えました。さらに思考力も養われたはずです。だからひとりで現地に行って交渉できるのです。
これから楽天はどのようになるのでしょうか。もはや日本企業とは呼べない国際企業になるでしょう。社内は競争が激しくなりレベルの高い人材が増えます。人材流出を防ぐため給料は上昇するでしょう。新入社員を含めレベルの低い人材は入社できず、優秀な中途採用が増えるかもしれません。
楽天の成功を見て、国内で社内英語公用語化を進める企業が増えるかもしれません。国内に国際企業が増えると、就職のためには大学卒業時にすでに国際人になっておく必要があります。そのためには、適切な英語教育が必要となります。
「適切」というのは、今の英語教育はかなり不適切だということです。日本の教育では、英語は世界とコミュニケーションするための道具という発想です。文部科学省は2020年の東京オリンピックを見据えた英語教育がグローバル化と考えています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/12/1342458.htm
これは、私の考えでは国内グローバル化(こちらを参照)のことです。百歩遅れています。日本の教育者はグローバル化を本当の意味で理解していないということです。
私の経験からすると、英語学習のもうひとつの目的は「言語能力を発達させること」です。人は考え行動するとき、自分を変えるとき、他人を動かすとき、言葉を使います。言葉を自在に操ることができれば、自分は成長し世界は広がり楽しい人生を送ることができます。生き抜くために最も大事な武器のひとつです。
基本的に日本人は言語能力が乏しいです。日本では言語能力がなくても物事が勝手に進んでいくので、だいたい生きていくことができます。でも楽しい人生を送りたかったら、言語能力を鍛えるべきです。言語能力を鍛える方法は人それぞれだと思いますが、英語学習は非常に有効な方法であり、しかも英語ができれば立派な国際人になれます。最近、私は日本の英語教育を変えて「世界に通用する日本人」を作りたいと考えています。私は医師であり研究者でもあるので、三足目のわらじをどうやって履くか現在思案中です。

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http://toyokeizai.net/articles/-/33821
それをもっと分かりやすくまとめます。
1、社員の意識と視野が大きく変わり、ひとりで現地に行って交渉できるようになった。
2、日本で築いてきたノウハウを使って、海外進出が可能となった。
3、日本人だけでなく、世界中から優秀な人材を集めることができた。
4、その結果、企業の売上高と国際的地位が上がった。
このようにまとめると、英語公用語化の成果にたどり着くまでの出発点は、「社員の意識と視野が変わること」だということが理解できます。そのために会社は環境を英語、つまり「小さな地球」に変えてしまいました。日本から海の向こうを見るのではありません。小さな地球の上でコミュニケーションを行うのです。意識と視野の変化という意味が理解できると思います。
そして、公用語は英語です。英語が選択される理由は、ビジネスでは世界共通語であるというのが第一であるとはいえ、もうひとつ指摘しておきたいことがあります。「日本語は主観的な言語、英語は客観的な言語」という点です(こちらを参照)。「海の向こうを見ながら日本語を使う」のと「世界地図を見ながら英語を使う」の違い、想像すればわかると思いますが意識と視野が全く違うのです。海外グローバル化ポジション(こちらを参照)で頑張るなら、英語環境と英語力は両方大切なのです。
楽天が社内に英語環境を与えたこと、それは社員にとって英語力強化に繋がり、意識と視野を大きく変えました。さらに思考力も養われたはずです。だからひとりで現地に行って交渉できるのです。
これから楽天はどのようになるのでしょうか。もはや日本企業とは呼べない国際企業になるでしょう。社内は競争が激しくなりレベルの高い人材が増えます。人材流出を防ぐため給料は上昇するでしょう。新入社員を含めレベルの低い人材は入社できず、優秀な中途採用が増えるかもしれません。
楽天の成功を見て、国内で社内英語公用語化を進める企業が増えるかもしれません。国内に国際企業が増えると、就職のためには大学卒業時にすでに国際人になっておく必要があります。そのためには、適切な英語教育が必要となります。
「適切」というのは、今の英語教育はかなり不適切だということです。日本の教育では、英語は世界とコミュニケーションするための道具という発想です。文部科学省は2020年の東京オリンピックを見据えた英語教育がグローバル化と考えています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/12/1342458.htm
これは、私の考えでは国内グローバル化(こちらを参照)のことです。百歩遅れています。日本の教育者はグローバル化を本当の意味で理解していないということです。
私の経験からすると、英語学習のもうひとつの目的は「言語能力を発達させること」です。人は考え行動するとき、自分を変えるとき、他人を動かすとき、言葉を使います。言葉を自在に操ることができれば、自分は成長し世界は広がり楽しい人生を送ることができます。生き抜くために最も大事な武器のひとつです。
基本的に日本人は言語能力が乏しいです。日本では言語能力がなくても物事が勝手に進んでいくので、だいたい生きていくことができます。でも楽しい人生を送りたかったら、言語能力を鍛えるべきです。言語能力を鍛える方法は人それぞれだと思いますが、英語学習は非常に有効な方法であり、しかも英語ができれば立派な国際人になれます。最近、私は日本の英語教育を変えて「世界に通用する日本人」を作りたいと考えています。私は医師であり研究者でもあるので、三足目のわらじをどうやって履くか現在思案中です。
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アメリカ人がアメリカン•フットボールを愛する理由
NFLが開幕しました。アメリカン•フットボール(アメフト)は間違いなくアメリカで最も人気のあるスポーツです。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/soccer/all/2013/collaboration/columndtl/201309130002-spnavi
この記事によるとNFLとカレッジフットボールを合わせて45%ものアメリカ人がアメフトを一番好きと答えていることになります。アメフトはアメリカの国技と言っても過言ではありません。一方、日本ではアメフトはあまり馴染みがありません。ルールを知らない日本人は多いと思います。私もその一人でした…今年2月のスーパーボウルを見るまでは…。
昨シーズンはSan Francisco 49ersがスーパーボウルに進出しました。良い機会なので研究の合間にラボの近くのスポーツバーに行って観戦しました。バーは非常に混雑しており、大いに盛り上がっていました。アメフトのルールは難しそうに思えましたが、若い女性ですらルールを理解した上で応援していたので驚きました。彼女たちが理解できるのだから、私も大丈夫だろうと思いながら、じーっとテレビを見ていました。するとだんだんルールが理解できるようになりました。そして結構面白いのです。私はもっと詳しくルールを知りたくなったので、ハーフタイムショーの間にラボに戻って、日本語でルールを勉強しました。49ersは惜しくも負けてしまいましたが、アメリカでアメフトが最も人気のある理由がわかりました。
アメリカでアメフトが人気のある理由は、「パワー」と「頭脳」です。頭脳というのは戦略や戦術のことです。アメリカ人はこの二つの組み合わせを非常に好みます。アメフトは ”戦術を考えてプレイ” 止まったら再び ”戦術を考えてプレイ”を繰り返します。プレイの中では、巨漢が突進したりタックルしたりボールを遠くに飛ばしたりとパワーがみなぎっています。ボールを持たない選手も戦術に従ってパワーあふれるプレイをします。スピードはそれほど重要でなく、サッカーのように動きながら考えるスポーツではありません。アメフトでは止まってじっくり考えてからプレイを始めるのです。
アメリカで2番目に人気のあるスポーツ、ベースボールも「パワー」と「頭」のスポーツです。”戦術を考えてプレイ” を繰り返します。
そして、スピードが重要なバスケットボールは、この調査では5位となっています。
この「パワー」と「頭脳」はアメリカの特徴です。恐らくアメリカでは重要とされる価値だと思います。まず、アメリカ人は非常に頭が良いです。視野が広く、未来を見据え、論理的に考える力を持っているので、優れた戦略を生み出すことができます。そしてアメリカでは、パワーは男性にとって女性からモテる重要な要素です。白人女性は男性の筋肉にセクシュアリティを感じますし、そのためほとんど全てのアメリカ人男性はジムに通って筋力トレーニングに励んでいます。アメリカ人がパワーを手に入れたがるのは、本能に従ったモテるための行動です。したがって、アメリカで重要とされる価値「パワー」と「頭脳」を見せる場所がアメフトというスポーツなのです。
残念ですが、正直言って、日本人は視野が狭く、未来を見通せず、論理的思考力に欠けるため、頭脳は弱いです(英語と日本語の言語力の差です。こちらを参照)。日本人女性は男性の筋肉にそれほど魅力を感じないので、日本人男性がパワーを手に入れたいという欲求も高くありません。日本はパワーも頭脳も劣りますのでアメリカに勝つことは非常に困難です。これは、政治、経済、スポーツ…あらゆる分野で当てはまります。
一方、日本人の強いところは器用さと忍耐力です。スピードもあります(これは考えずに動くという意味でのスピードです。例えば指示が出れば部下はすぐに動きます。ただし、リーダーとしては思考力がないので決断する勇気はなく、初めの一歩は追い込まれてから慌てて動き出します。でも器用さと忍耐力を生かすので、追い込まれてからは結構しぶといです)。日本人が世界で勝つためには、これらの長所を生かした上で、「パワー」と「頭脳」も手に入れなければなりません。そのためのひとつの手段は優秀なアメリカ人の中に揉まれ生き抜くことです。そこでまず英語の思考回路という「頭脳」を身につけることができます。パワーを筋肉と考えてしまうと、体質の差から日本人には大きなハンディキャップがあります。ではパワーに代わるものは何か?それは「自信」です。アメリカで生き抜けばわかることです。

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この記事によるとNFLとカレッジフットボールを合わせて45%ものアメリカ人がアメフトを一番好きと答えていることになります。アメフトはアメリカの国技と言っても過言ではありません。一方、日本ではアメフトはあまり馴染みがありません。ルールを知らない日本人は多いと思います。私もその一人でした…今年2月のスーパーボウルを見るまでは…。
昨シーズンはSan Francisco 49ersがスーパーボウルに進出しました。良い機会なので研究の合間にラボの近くのスポーツバーに行って観戦しました。バーは非常に混雑しており、大いに盛り上がっていました。アメフトのルールは難しそうに思えましたが、若い女性ですらルールを理解した上で応援していたので驚きました。彼女たちが理解できるのだから、私も大丈夫だろうと思いながら、じーっとテレビを見ていました。するとだんだんルールが理解できるようになりました。そして結構面白いのです。私はもっと詳しくルールを知りたくなったので、ハーフタイムショーの間にラボに戻って、日本語でルールを勉強しました。49ersは惜しくも負けてしまいましたが、アメリカでアメフトが最も人気のある理由がわかりました。
アメリカでアメフトが人気のある理由は、「パワー」と「頭脳」です。頭脳というのは戦略や戦術のことです。アメリカ人はこの二つの組み合わせを非常に好みます。アメフトは ”戦術を考えてプレイ” 止まったら再び ”戦術を考えてプレイ”を繰り返します。プレイの中では、巨漢が突進したりタックルしたりボールを遠くに飛ばしたりとパワーがみなぎっています。ボールを持たない選手も戦術に従ってパワーあふれるプレイをします。スピードはそれほど重要でなく、サッカーのように動きながら考えるスポーツではありません。アメフトでは止まってじっくり考えてからプレイを始めるのです。
アメリカで2番目に人気のあるスポーツ、ベースボールも「パワー」と「頭」のスポーツです。”戦術を考えてプレイ” を繰り返します。
そして、スピードが重要なバスケットボールは、この調査では5位となっています。
この「パワー」と「頭脳」はアメリカの特徴です。恐らくアメリカでは重要とされる価値だと思います。まず、アメリカ人は非常に頭が良いです。視野が広く、未来を見据え、論理的に考える力を持っているので、優れた戦略を生み出すことができます。そしてアメリカでは、パワーは男性にとって女性からモテる重要な要素です。白人女性は男性の筋肉にセクシュアリティを感じますし、そのためほとんど全てのアメリカ人男性はジムに通って筋力トレーニングに励んでいます。アメリカ人がパワーを手に入れたがるのは、本能に従ったモテるための行動です。したがって、アメリカで重要とされる価値「パワー」と「頭脳」を見せる場所がアメフトというスポーツなのです。
残念ですが、正直言って、日本人は視野が狭く、未来を見通せず、論理的思考力に欠けるため、頭脳は弱いです(英語と日本語の言語力の差です。こちらを参照)。日本人女性は男性の筋肉にそれほど魅力を感じないので、日本人男性がパワーを手に入れたいという欲求も高くありません。日本はパワーも頭脳も劣りますのでアメリカに勝つことは非常に困難です。これは、政治、経済、スポーツ…あらゆる分野で当てはまります。
一方、日本人の強いところは器用さと忍耐力です。スピードもあります(これは考えずに動くという意味でのスピードです。例えば指示が出れば部下はすぐに動きます。ただし、リーダーとしては思考力がないので決断する勇気はなく、初めの一歩は追い込まれてから慌てて動き出します。でも器用さと忍耐力を生かすので、追い込まれてからは結構しぶといです)。日本人が世界で勝つためには、これらの長所を生かした上で、「パワー」と「頭脳」も手に入れなければなりません。そのためのひとつの手段は優秀なアメリカ人の中に揉まれ生き抜くことです。そこでまず英語の思考回路という「頭脳」を身につけることができます。パワーを筋肉と考えてしまうと、体質の差から日本人には大きなハンディキャップがあります。ではパワーに代わるものは何か?それは「自信」です。アメリカで生き抜けばわかることです。
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歯科治療費の交渉
1年以上前になりますが、サンフランシスコで親知らずを抜歯してもらったことがあります。歯痛があったので日本人歯科医を受診した際、親知らずが原因だからと、抜歯が5分で終わるという優秀な口腔外科医を紹介してもらいました。そして治療の日、口腔麻酔を終えてから、さあ手術を始めるぞという合図で時間を確認し、はい終わりましたと言われてもう一度時間を確認すると、…本当に5分でした…。全ての処置が20分程度で終わりました。
日本人は器用な国民だと思いますが、アメリカには稀に超人がいるようです…。ただし、治療費は保険を使って500ドルでした。時間がかかっても、日本で治療を受けましょう。
治療が終わると、必ずドクターから握手を求められます。私はこの握手を「訴えるなよ」という意味だといつも勝手に解釈しています。ちなみに、レストランでウエイトレスが食事中に "Everything is okay?" と聞いてくるのは、「チップよろしくね」という意味に解釈しています。これは、"Everything is okay?" → "Very good!" → だからチップをたくさん払いたい、と論理的に解釈できます(無理矢理ですが…)。
話がそれましたが(いつもそれてしまいますが…)、ようやく本題に入ります。親知らずの抜歯後、歯肉内に空洞ができましたが、ずっと放置していました。今回帰国が決まりましたので、その前に無料の歯科検診をしてもらおうと、いつもの日本人歯科医を受診しました。すると歯科医は抜歯後の空洞を指摘し、空洞を埋める治療が得意な歯科医がいるからと紹介してくれました。
その歯科医を受診し、治療法の説明を受けた後、受付係に費用を聞きました。すると、保険が使えるから500ドルぐらいだろうと言われたので私は納得して予約しました。そして、治療は問題なく終了し、治療経過をみるために2週間後に予約しました(経過をみるのに受診料はかからないと言われました)。この間にまず保険会社から自宅に通知が届き、この治療は保険適用にならないと書いてありました。次に歯科から治療請求書が届き、開封すると1300ドルが請求されていました。
私はもちろん引き下がるつもりはありません。再診のため来院すると、私はまず受付係(女性)に「治療は500ドルって言ったよね」と聞きました。すると、もう一度保険会社に問い合わせてみると言われました。そして診察のときに歯科医から経過を尋ねられたので、空洞は小さくなっていないようだと答えました。不満を見せることで、この後の交渉を有利に進めるために敢えてそのように言いました(ただし、本当に改善した実感もありませんでした)。歯科医は感染症は無く、空洞も少し小さくなっているようだと言いました(本当か??)。
私は診察の間、支払いの交渉がどのように進行し得るかシュミレーションしてみました。私の今までの歯科治療の経験上、半額が請求される。ということは、保険が通っても650ドルの請求書を送ってくるだろう。歯科は私が近々帰国するのを知っており、交渉する時間はないので踏み倒されるよりも早期決着を望むだろう。それなら、今500ドルを払って私との関係は全て終わりにして、後は保険会社と勝手にやってもらうという交渉をしてみようと決めました。
そして診察のあと、受付との交渉にチャレンジしました。終了時は別の受付係(男性)に代わっていました。彼が、保険会社に聞いたあと支払いについて連絡するから、電話番号とメールアドレスを教えてほしいと言ってきました。そのとき私は、「初めに治療費は500ドルって言ってたよね。じゃあ、今500ドル払うから、全て終わりにしないか?残りの費用はそちらが保険会社に請求すればいい」と尋ねました。彼は「そうしよう。これで全てのやり取りは終了だ!」と喜んで言ったので、私はクレジットカードを渡して支払いを終えました。帰り際に彼は握手を求め、「もし治療部位に問題があったらいつでも来てくれ。無料で診てあげるよ。気をつけて日本に帰ってな」と言ってくれました。
それからしばらくして、保険会社から再び通知が届きました。開封してみると、やはりこの治療は保険適用にはならない、納得できないなら訴訟を起こせと書いてありました。しばらくして、歯科からも封筒が届きました。保険が通らなかったので、1300ドルのうち支払済の500ドルを差し引いた残り800ドルを支払うように、という請求でした。私は請求書を破って捨てました。
交渉は交渉です。口約束でも、約束は約束です。歯科は私との交渉に負けたのです。負けたのだから、清く引き下がれと思います。多分、ビジネスの形式上、請求書を送らなければいけなかったのだと解釈しています(もしくは、あわよくば日本人なら払ってくれるかもと思ったのかもしれません…)。文句があれば私にメールで問い合わせることができるのに、メールは来ませんでした。そして、私はこの春に完全帰国しました。

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日本人は器用な国民だと思いますが、アメリカには稀に超人がいるようです…。ただし、治療費は保険を使って500ドルでした。時間がかかっても、日本で治療を受けましょう。
治療が終わると、必ずドクターから握手を求められます。私はこの握手を「訴えるなよ」という意味だといつも勝手に解釈しています。ちなみに、レストランでウエイトレスが食事中に "Everything is okay?" と聞いてくるのは、「チップよろしくね」という意味に解釈しています。これは、"Everything is okay?" → "Very good!" → だからチップをたくさん払いたい、と論理的に解釈できます(無理矢理ですが…)。
話がそれましたが(いつもそれてしまいますが…)、ようやく本題に入ります。親知らずの抜歯後、歯肉内に空洞ができましたが、ずっと放置していました。今回帰国が決まりましたので、その前に無料の歯科検診をしてもらおうと、いつもの日本人歯科医を受診しました。すると歯科医は抜歯後の空洞を指摘し、空洞を埋める治療が得意な歯科医がいるからと紹介してくれました。
その歯科医を受診し、治療法の説明を受けた後、受付係に費用を聞きました。すると、保険が使えるから500ドルぐらいだろうと言われたので私は納得して予約しました。そして、治療は問題なく終了し、治療経過をみるために2週間後に予約しました(経過をみるのに受診料はかからないと言われました)。この間にまず保険会社から自宅に通知が届き、この治療は保険適用にならないと書いてありました。次に歯科から治療請求書が届き、開封すると1300ドルが請求されていました。
私はもちろん引き下がるつもりはありません。再診のため来院すると、私はまず受付係(女性)に「治療は500ドルって言ったよね」と聞きました。すると、もう一度保険会社に問い合わせてみると言われました。そして診察のときに歯科医から経過を尋ねられたので、空洞は小さくなっていないようだと答えました。不満を見せることで、この後の交渉を有利に進めるために敢えてそのように言いました(ただし、本当に改善した実感もありませんでした)。歯科医は感染症は無く、空洞も少し小さくなっているようだと言いました(本当か??)。
私は診察の間、支払いの交渉がどのように進行し得るかシュミレーションしてみました。私の今までの歯科治療の経験上、半額が請求される。ということは、保険が通っても650ドルの請求書を送ってくるだろう。歯科は私が近々帰国するのを知っており、交渉する時間はないので踏み倒されるよりも早期決着を望むだろう。それなら、今500ドルを払って私との関係は全て終わりにして、後は保険会社と勝手にやってもらうという交渉をしてみようと決めました。
そして診察のあと、受付との交渉にチャレンジしました。終了時は別の受付係(男性)に代わっていました。彼が、保険会社に聞いたあと支払いについて連絡するから、電話番号とメールアドレスを教えてほしいと言ってきました。そのとき私は、「初めに治療費は500ドルって言ってたよね。じゃあ、今500ドル払うから、全て終わりにしないか?残りの費用はそちらが保険会社に請求すればいい」と尋ねました。彼は「そうしよう。これで全てのやり取りは終了だ!」と喜んで言ったので、私はクレジットカードを渡して支払いを終えました。帰り際に彼は握手を求め、「もし治療部位に問題があったらいつでも来てくれ。無料で診てあげるよ。気をつけて日本に帰ってな」と言ってくれました。
それからしばらくして、保険会社から再び通知が届きました。開封してみると、やはりこの治療は保険適用にはならない、納得できないなら訴訟を起こせと書いてありました。しばらくして、歯科からも封筒が届きました。保険が通らなかったので、1300ドルのうち支払済の500ドルを差し引いた残り800ドルを支払うように、という請求でした。私は請求書を破って捨てました。
交渉は交渉です。口約束でも、約束は約束です。歯科は私との交渉に負けたのです。負けたのだから、清く引き下がれと思います。多分、ビジネスの形式上、請求書を送らなければいけなかったのだと解釈しています(もしくは、あわよくば日本人なら払ってくれるかもと思ったのかもしれません…)。文句があれば私にメールで問い合わせることができるのに、メールは来ませんでした。そして、私はこの春に完全帰国しました。
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