皆様、こんにちは。アクティブスタッフのHです
今年も花粉症の症状が出始めて、30年間花粉症と付き合ってきた私にとっては、遺伝子操作で花粉症が治らないか、と願う毎日なのですが。。。。
さて、今日の話題は、遺伝子組み換え
最近は遺伝子の研究が進んで、これまで治癒できなかった病気が治る可能性が出てきたり、
一方で、使われようによっては悪い面もありそうな遺伝子操作。
先日アメリカのラジオを聞いていたら、アメリカでは新しく遺伝子を組み替えたリンゴが出回るそうです。
リンゴは皮をむいてしばらく置くと茶色くなってしまいますよね。その茶色くなる遺伝子を削除したリンゴだそうで、平均で3週間は茶色くならない、というシロモノなんだそうです。
う~ん、、、。それって必要
外食産業では喜ばれるかも知れませんね。
このリンゴなら、遠足の時のお弁当のリンゴも色が変わらないってわけです。
さて、日本では、食べ物の原材料について、たとえばポテトチップスの袋の裏側には、
原材料:じゃがいも(遺伝子組み換えでない)などと書いてあるのを見かけますよね。
ここにもし、じゃがいも(遺伝子組み換え)と書いてあったら、あなたはどうしますか?
遺伝子を組み替える、ってことは、自然の物に人間が手を加えるわけですから、遺伝子組み換えの食品を食べることで、どんな後遺症が生まれるかまだ分からず、アレルギーが起きやすくなるとも言われているので、私は、すご~く神経質にはなってはいないけれど、できるだけ避けたいな~、と考えています。
アメリカでは、遺伝子組み換えの食品かどうかを表示しなくてもよいらしく、スーパーマーケットに並んでいる食品の70%くらいは遺伝子組み換えの物で、ラベルにも書いてないから、気を付けていても知らない間に食べている可能性が非常に高いんだそうです。
日本では、上にも書いたように、ラベルへの表示が必要なのですが、例外がたくさんあり、
主原料でなければ表示しなくてもよい、なんていうルールや、遺伝子組み換えでない、と書いてあっても、5%以内なら組み換えの混入が認めれている、というルールがあるそうで、
かなり高い確率で、知らない間に遺伝子組み換え食品を食べてしまっていることは、アメリカでも日本でも、変わりはないと思います。
ところで、こうした遺伝子組み換え食品のことを、英語では俗に、Franken foodと言います。
きちんと言うなら、Genetically engineered food とか、 Genetically modified foodなどと言うのですが、このリンゴのニュースが発表された日のNew York Timesには次のような表題が付けられていました。
Gene-Altered Apples Get U.S. Approval
gene:遺伝子
altered:変更を加えた
という意味なので、
Gene altered = Genetically engineeredってことですね。
ではなんで、俗に遺伝子組み替え食品の事をFrankenfoodと言うのでしょうか。
Frankenを辞書で調べてみたら次のように出てきました。


接頭辞 franken-


- Used to form words indicating artificiality, often terrifying or unattractive.
- slang /a combining form extracted fromFrankenstein(the monster), used especially before a food, and meaning “geneticallyengineered”:
Frankenfoodという言葉は、怪物のフランケンシュタインのイメージから生まれた言葉だということがわかりますね。
さて、Frankenfoodを食べるか食べないかは、あなたの選択次第ですが、選択したくなくても、知らない間に食べてしまっている実情を考えると、怖いですね。
ではまた~
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