こんにちは。アクティブスタッフのHです
9月の下旬から、10月の上旬にかけて、長いお休みをいただき、主人とスペインに行ってきました。とはいっても、見どころがいっぱいのスペイン、効率よく回るために、今回はツアーに参加しての旅行です
今月から数回にわたって、スタッフHのスペイン紀行、お付き合いくださいね~
初日はドイツのフランクフルト経由で夜遅くにマドリッドに到着。土曜日だったため、夜でも大変な人出で、夜中じゅう、外から大きな声が聞こえていました。
翌日からいよいよ観光の開始です
プラド美術館で宮廷画家、ディエゴ・ベラスケスの代表作、女官たち、という絵を見たのですが、かわいらしい子供のお姫様の周りにはなぜが小人の女性が描かれています。なんでかな~、と思っているとガイドさんが、この小人たちは、お姫様のお世話役、兼、遊び相手で、遊び相手が子供だとけんかになったりするので、身体が小さくて、精神的には大人の小人が雇われていた、という説明が。。。。ってことは、もしかして、白雪姫に出てくる小人たちもそういう役目?白雪姫のストーリーってどんなでしたっけ?
私は絵画、特に宗教画にはあまり興味がなかったのですが、この日のガイドさんが、絵画史に大変詳しく、宗教画は字の読めない人が聖書を理解できるように描かれたものであること、聖書の同じ場面を描いた絵でも、描く人によってまったく違った印象を受けること、聖母マリアは赤と青の衣服を身に着けているなど宗教画にはルールがあって、それを知っていれば、絵を見ただけで何の絵なのか、誰を描いた絵なのかががわかる、といった説明があり、大変勉強になりました。
悲しいかな、その説明の半分も覚えていないのですが、聞いているときは、ほほ~、と思ったんですヨ。。。
絵画に関しては、他にもピカソのゲルニカを見ました。この絵だけ警備がすごかった!感受性の低い私には、あまりピンとこなかったのですが、戦争の悲惨さを表す絵だということはわかりました
今回のツアーでは、朝食、昼食はすべてついているため、指定のお店で食べます。この日のランチはシーフードパエリア。期待していたのですが、ご飯がだしを吸い込んではいるものの、塩味が濃すぎてダメでした。残念!たまたまこのお店のが味が濃かったんですかね。
あと、前菜にサラダが出たのですが、こちらもドレッシング、というものはかかっておらず、自分で塩、オリーブオイルで味付けするのが一般的なんだとか。テーブルには必ずオリーブオイルが置いてありました。
午後からは、セゴビアという町へ、世界遺産の水道橋と、白雪姫のお城のモデルになったというアルカサール(お城)を見に行きました。
さて、今回の旅行では、世界遺産をたくさん見られるのと、その多くが、イスラム統治時代とキリスト教の文化が入り混じった建物や町であることが大きな魅力です
マドリッドから南へ80キロほどのところにトレドという小さな町があります。周りを川に囲まれた崖の上の町です。もちろん世界遺産ね。ガイドブックにも、必ずここの写真は乗っています。
ここがなんとも、いい雰囲気。中世の時代にタイムスリップしたかのようです。細い石畳の路地や、大聖堂の鐘の音。広場を中心に町が広がり、メインストリートはこぢんまりとした店がたくさん並んでいます。端から端までゆっくり歩いても30分もあればOK。
ここの名物はマザパン(日本ではマジパンって言ってるような気がします)。町の中心部にあるお店がおいしいってことで食べてみましたが、あま~い!餃子くらいの大きさなんですが、一個で充分でした。
また、この地方の名物料理が子豚の丸焼き。通り沿いのレストランのショーウインドーには、毛をはがされたこぶたちゃんの哀れな姿が。。。ガイドさんも初めは作り物だと思っていたけれど、ある日鼻血が出ているのが置いてあって、本物だとわかったそうです。。。。それを見た私の夫、<今夜はこれを喰うぞ!> 。。。。どういう神経?
その日の夕食で主人はやっぱり、こぶたちゃんを頼んでいました。(私はパスしましたよ!)
皮はパリッパリ、味は少しクセがあったそうです。私はこぶたちゃん、まるごと出てきたらどうしよう、と心配しましたが、あばらのあたりのみ、切って出てきたので、ホッとしました。
翌朝は、大聖堂の鐘の音で目が覚めました。中秋の名月の頃で、スペインは夏時間を使っていることもあり、明るくなるのが朝8時頃で、5時頃に起きたときには、まだきれいなお月様が出ていました。中世のような街で、大聖堂の鐘の音で目が覚めるなんて、ロマンチックじゃないの~~!!!と一人ホテルのベランダで雰囲気に浸っていました。
さて次回はフラメンコが有名なセビリアと、イギリス領ジブラルタルのお話です。
是非またお付き合いくださいね
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