ディベート観戦
夏本番、いよいよ今週末からお盆休みとなりますね。
混雑するとはいいつつ、やはりこの時期に夏休みの方は多いのではないでしょうか。
既にご存知の方も多いと思いますが、ディベートとは「ある特定のテーマの是非について、2グループの話し手が、賛成・反対の立場に別れて、第三者を説得する形で議論を行うこと」と定義されております。
日本語は主語(S)の後に多くの説明が入る場合が多く(修飾句)、動詞(V)は最後に登場します。
これに対して、英語は主語(S)の後に動詞(V)が続き、主張したいことが速やかにかつ明確に伝わります。
語学として、英語の単語、イディオム、発音、イントネーションを勉強していくことはもちろん大切ですが、文法の構造上の違いやネイティブの発想方法、思考回路を考える一つの手段としてディベートを活用されてはいかがでしょうか?
「論理的に話をする」「相手を説得・納得させる」術の一端が身に着くかもしれませんよ。
是非一度ディベート会場に足を運んで、生のディベートの雰囲気を堪能して頂きたいと思います。
今週末に、中学生・高校生の大会「ディベート甲子園2014」が開催されます。
中学生の試合でもレベルが高く十分迫力があり、初めて観戦される方は、高度で白熱した内容にビックリすることでしょう。
私もその昔、まだ小学生と中学生だった子供と一緒に、自由研究の題材として観戦しましたが、その高度な内容に驚いて、論理的に発表することの重要性を改めて認識した経験があります。
ちなみに今年のテーマ及び詳細は以下のとおりになります。
中学:日本は捕鯨を禁止すべきである。是か非か 高校:日本は外国人労働者の受け入れを拡大すべきである。是か非か
日時:2014年8月8日(金)~10日(日) ※観戦は無料です。 会場:東洋大学 白山キャンパス(東京都文京区) |
また、日本語でのディベートに興味を持たれた方は、次は英語のディベートも是非ご観戦下さい。
英検・TOEIC・高校、大学受験には非常に有益ですし、小学生の帰国子女の英検受験対策(準2級以上)や英語講師の方は、ご自身のプレゼンやスピーチの参考にもなると思います。
なお、英語のディベート観戦をされる場合は、テーマに関連するtechnical termを調べておくと、より理解が深まりますので、事前の準備をお忘れなく。
第9回全国高校生英語ディベート大会 in 静岡 日時:2014年12月13日(土)14日(日) 静岡文化芸術大学 テーマ:The Japanese
government should abolish nuclear power plants. 日本政府は,原子力発電所を廃止すべきである。是か,非か。 |