[のび太・ジャイアン症候群(ADHD)]
(Wikipedia)
のび太・ジャイアン症候群は、司馬理英子(本名:松浦理英子)が命名した
造語。
精神医学分野では、星野仁彦が「ジャイアン型」「のび太型」の分類を使用
している。
藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』の登場人物、野比のび太と
ジャイアン(剛田武)に由来し、司馬理英子の書籍内にて注意欠陥・多動性
障害(ADHD)の症例をのび太とジャイアンという馴染み深いキャラクターで
例えて伝えようとした。
1997年、造語の提唱者である司馬は日本人には馴染み深い『ドラえもん』の
登場人物に典型的なADHDの症状がみられることから、「のび太・ジャイアン
症候群」という愛称を付けてADHDを日本に紹介をした。
具体的には、短気で怒りっぽく乱暴な児童を「ジャイアン型」、引っ込み
思案で自信がなく、自己主張ができない児童を「のび太型」に分類している。