[認知症リスクに地域格差]
(共同通信医療新世紀 2016年2月9日)
認知症になるリスクが高い高齢者の割合を市町村間で比べると約3倍の格差が
あったと、平成医療短大(岐阜市)の加藤清人教授らが発表した。
加藤さんらは、認知症の初期に買い物などの活動能力(IADL)が落ちる
ことに注目。
(1)外出 (2)買い物 (3)食事の用意・・・など5項目ができるか
どうかを点数化して認知症リスクの指標とし、日本老年学的評価研究
プロジェクトで集めた、
要介護認定を受けていない全国53市町村の約8万8千人のデータを分析した。
前期高齢者(65~74歳)でIADL低下者の割合を比べると、最多の自治体は
23.2%で最少(7.9%)の約3倍。
低下者は郊外や農村に多く都市部は少なかった。
http://www.47news.jp/feature/medical/2016/02/post-1444.html