「食塊」もっと意識して | アクティブエイジング アンチエイジング

[「食塊」もっと意識して]

(共同通信医療新世紀  2014年9月2日)


のみ込む機能が低下した人の食事は、のみ込みやすい食べ物の塊(食塊)を
口の中で作れるようにするのが基本。
しかし、介護に当たる家族はあまり意識していないことが日清オイリオ
グループ の調査で分かった。


対象は60歳以上の要介護者を在宅で介護し、食事も作っている100人。
食事で最も重視していることとして「軟らかく煮込む」「細かく刻む・
つぶす」を挙げた人が多く、食塊を作るのに必要な「とろみをつける・
あんをかける」を挙げた人はその半分以下だった。


菊谷武・日本歯科大教授は「食塊を作るには歯の存在も欠かせない。歯の
手入れも忘れないで」とコメントしている。




http://www.47news.jp/feature/medical/2014/09/post-1148.html