[乳がんホルモン治療で7割が不調 更年期と類似症状を訴える]
(共同通信 2013年08月04日)
乳がんの手術後に再発を防ぐためホルモン治療を受けている患者の7割上が、肩こりや腰痛など更年期症状と似た体の不調を訴えていることが、聖路看護大(東京)の調査で分かった。
ホルモン治療は、がんを増殖させる恐れのある女性ホルモンの量を薬で減らす
ため、閉経前後の更年期と同じような状態になる。
薬の副作用かどうか悩む人は多く、治療を中断した人もいる。
調査をした同大の飯岡由紀子准教授(成人看護学)は「不調を感じたら早めに
医師に相談してほしい」と呼び掛けている。
日本では年間約6万人が乳がんにかかり、7割がホルモン治療を受けている。
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080401001690.html