[コンタクトレンズトラブルの半数は「おしゃれ用カラコン」
厚労省が注意呼びかけ]
(産経新聞 2012年9月26日)
コンタクトレンズを使用して発生した目の炎症などのトラブルのうち、半数
近くは度が入っていない、おしゃれ用のカラーコンタクトレンズの使用者
だったことが26日、厚生労働省のまとめで分かった。
厚労省は、手入れなどを正しく行って使用するよう訴えるとともに、定期的に
医療機関を受診することも呼びかけている。
厚労省によると、平成21年度から23年度までの3年間に医療関係者から
寄せられたコンタクトレンズ使用者の角膜障害や結膜炎などのトラブルは
69件。
製品が特定できたのは43件で、うち20件がおしゃれ用カラーコンタクト
レンズだった。
原因の多くは、きれいに洗浄されていないといった手入れ不良や、長時間装用
など不適切な使用だという。
おしゃれ用カラーコンタクトレンズについては、これまでもトラブルが
相次いだことから、厚労省が平成21年11月、視力補正用コンタクトレンズ
同様、薬事法の「高度管理医療機器」に指定し、販売を許可制にするなどの
規制を行っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000606-san-soci