臓器提供意思表示 11%にとどまる | アクティブエイジング アンチエイジング
[臓器提供意思表示 11%にとどまる]

(産経新聞  2012年8月10日)


脳死や心停止後に臓器を提供するかしないかについて意思表示している人は
11%であることが、全国の10~60代の男女1,000人を対象にした日本臓器移植
ネットワークの意識調査で分かった。


2年前の改正臓器移植法施行で、本人の書面での意思表示がなくても、家族が
承諾すれば脳死で臓器提供できるようになった。

提供しない意思を生前に示していれば尊重され、法的脳死判定や臓器提供は
行われない。


改正法の施行で、免許証や保険証の裏面に意思表示欄がつくられたが、意思を
記入しているとしたのは免許証で6%、保険証では8%と、あまり浸透して
いない実態も浮かび上がった。

提供するしないにかかわらず、意思表示をしてみたいと答えた人は30%
だった。



http://sankei.jp.msn.com/life/news/120810/bdy12081007510000-n1.htm