単純ヘルペスウイルス口唇炎と統合失調症・アルツハイマー | アクティブエイジング アンチエイジング
[単純ヘルペスウイルス口唇炎と統合失調症・アルツハイマー]


単純ヘルペスウイルス1型(Herpes simplex virus type 1/HSV-1)は
主にキスで感染し、水疱を伴う口唇ヘルペスを発症させます。
他に、口内炎やヘルペス角膜炎、単純ヘルペス脳炎の原因となります。
三叉神経細胞(三叉神経節)に潜伏していて、宿主(ヒト)の免疫力が低下
すると、症状を再発させます。


単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)は、従来は主にセックスで感染すると
されていて、性器ヘルペスや新生児ヘルペス、ヘルペス髄膜炎、ヘルペス
脊髄炎の原因となります。
しかし、オーラルセックスの普及によって、口腔感染して、口唇ヘルペスや
口内炎を発症させるようになってきました。
咽頭炎の原因となることもあります。
座骨神経細胞(仙髄神経節)に潜伏していて、宿主(ヒト)の免疫力が低下
すると、諸症状を再発させます。



単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)はアルスハイマー病を引き起こすと
いう研究があります。
また、アルスハイマー病は、妊娠中の感染が原因との説もあります。


単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)は統合失調症を引き起こすという
研究があります。


単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)も単純ヘルペスウイルス2型
(HSV-2)も動脈壁に接着する能力があるので、動脈硬化の原因に
なります。
動脈硬化の原因細菌や原因ウイルスは、それこそ多数あるので、単純ヘルペス
ウイルスは多数の中の1つの原因候補ウイルスということになります。



[出典・参照]
・病原体とヒトとのバトル
・Wikipedia


(横山歯科医院)



--------------------------------------------------

診療項目別サイト「yokoyama-dental.info
症状別サイト「yokoyama-dental.jp

--------------------------------------------------


病原体とヒトのバトル―攻撃・防御そして共生へ/山田 毅

¥2,940
Amazon.co.jp