<スピロヘータ属トレポネーマ・デンティコーラ>
(Wikipedia)
東京医科歯科大学の研究調査により、バージャー病(閉塞性血栓性血管炎)の
病変部位より高率に歯周病菌スピロヘータ属Treponema denticola
(トレポネーマ・デンティコーラ)が発見されていることが報告され、
発症との因果関係が注目されている。
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<ポルフォノモナス・ジンジバーリス>
東京医科歯科大学の研究により、閉塞性動脈疾患の患者は全て歯周病を併発
していた。
患部の血管壁から歯周病関連細菌が見つかった。
閉塞性動脈疾患発症の予想メカニズムは以下の通りである。
ポルフォノモナス・ジンジバーリスを代表とする歯周病関連菌が、局所の
血管壁を損傷する。
傷ついた血管壁を修復すべく、血液凝固システムが作動する。
血小板が凝集し、フィブリンが生成されて赤血球を接着させ、防波堤が
つくらる。
歯周病関連菌は赤血球や血小板に結合して移動し、末梢の細い血管でも
血管壁を損傷させ、血液凝固システムが作動させる。
そして、毛細血管を閉塞させる。
[出典・参照]口腔病原体が誘う死のスパイラル
(横山歯科医院)
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口腔病原体が誘う死のスパイラル/山田 毅

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