<高次脳機能障害「考える集い」>
当院の患者さん(脳卒中リハビリ中)より、高次脳機能障害
「考える集い」開催の連絡がありました。
詳細がわかり次第、更新致します。
日時:2007年9月9日(日) (時刻不明)
会場:宇都宮市近辺(詳細不明)
主催:NPO法人チャルンジド・コミュニティ
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[高次脳機能障害とは]
高次脳機能障害とは、交通事故や脳血管疾患(脳卒中など)に
より、脳損傷を経験した人が、記憶・注意・思考・言語などの
知的な機能に障害を抱え、生活に支障を来たすことをいいます。
高次脳機能障害は、精神・心理面での障害が中心となるため、
以下の三つの特徴があります。
・外見上は障害が目立たない。
・本人自身も障害を十分に認識できていないことがある。
・障害は、診察場面や入院生活よりも、在宅での日常生活、
特に社会活動場面(職場、学校、買い物、役所や銀行の
手続き、交通機関の利用等)で出現しやすいため、医療
スタッフに見落とされやすい。
こうした高次脳機能障害者は、外見からは分かりにくく、障害
を知らない人から誤解を受けやすいため、人間関係のトラブル
を繰り返すことも多く、社会復帰が困難な状況に置かれて
います。
また、身体の障害は完治または軽症であり、精神障害とも認め
られない場合が多いので、医療・福祉のサービスを受けられず、
その多くが社会の中で孤立してしまっている状況にあります。
[出典]東京都のHP
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/isei/rihabiriiryou/koujinou/koujinou01.html
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[日本高次脳機能障害学会(旧 日本失語症学会)]
http://www.higherbrain.gr.jp/