【複製】この惨事を忘れないために | こんな言葉、それを見たさの旅をしませんか

こんな言葉、それを見たさの旅をしませんか

普段、何気なく住んでいても、知らない処ばかりの国内です。そこで、全国旅しながら、気に入ったら移住するのもいいんじゃないですか

 それは14年前の2011年3月11日に発生した東日本大震災でした。高さ200メートルもの断崖が幾重にも連なる三陸特有の自然美が眺望できる岩手県田野畑村、盛岡市からは車で2時間半の羅賀地区という場所の高台にある「羅賀ふれあい公園」が今回の紹介場所です。

 これは平穏時の羅賀地区の全景です。公園から海の方向を見た光景ですが、約1キロ離れた明戸海岸には、震災で決壊した防潮堤の一部が被災当時のまま保存されています。

村を襲った津波は、「遡上高」(届いた地点の海面からの高さ)が最大で25.5メートルでした。地区の海沿いにある「ホテル羅賀荘」では3階まで浸水し、地区内の家屋は166戸中127戸が被災、死者・行方不明者は8人に上りました。

   この写真は、「羅賀ふれあい公園」にある石碑の様子です。

手前の2基は、2018年に設置されたまだ新しい黒光りする碑で、「鎮魂」「大津波伝承の碑」と刻まれています。裏には発生した状況が克明に記されています。その背後に立つ古い碑は、明治29年と昭和8年の大津波の記憶を伝える碑だそうです。これらの内容は、明治の「大海嘯(かいしょう)溺死者招魂」とあり死亡98名流家19戸だったそうです。もう一つは「昭和八年津波記念碑」で、流出戸数123戸、倒壊4戸、溺死者103名との被害でした。

過去にも、こうした津波の被害に遭っている不幸を歴史に残しながらも解決策を見ることの出来ない残念さを思いながら帰途につきました。