最もやってはいけない練習 | アクション通信

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ロックアクションズ代表、石田憲一オフィシャル・ブログです

<アクション練習のセンターピン:6>

前回は
最低限の剣操法の基準
について書きました。

今回は、その続きです。

前回書いたようなことは、
基本ができている人からすれば

ごく当たり前
のことかもしれません。

しかし、

近年のアクションにおける
基本の崩れ方を見ると、

本来歓迎されるべき
創意工夫が、

それ以前の
基本習得レベルによっては、

むしろ
やらない方がいい
ということにもなりかねません。

だから、
できる、できない以前に、

まず
超えてはならない一線
があることを

知識レベルで
知った上で、

練習法を開発するなり、

基本を身につけることを
継続するなりしてほしい
と考えているのです。


例えば、

最近よく目にするのが、
スポーツチャンバラで使われる
エアーソフト剣

(風船状の竹刀のようなもので、
空気を入れて膨らませるため
当てても安全)

を用いた練習です。

これなどは、
まともに刀を振れる
人間であれば、

最もやってはいけない練習
であることは直感的に
わかるはずです。

それは
刃を使って斬る感覚が
全く持てないからで、

立ち回り的には
上達の余地が全く
と言っていいほどないだけでなく、

チャンバラ・パフォーマンス
を形成できない、

もしくは
崩してしまう
危険性もはらんでいるわけです。

そこまででなくても、

似て異なもの
であることは
自明の理。

だから
この練習法を
採用している人は、

間違いなく
刀が振れない人であるわけです。

まともに振れないからこそ、
逆にこの練習法がいいと
考えてしまうわけですね。

ですから
これを読んでいる
あなたには、

このような
脱線した練習法は
根本的に間違っているよなぁ

という判断力を
持ってもらいたいというのが、
私の願いです。


さて、
かなり念入りに
チャンバラについて
書いてきましたが、

私の方法論に
興味を持ってもらったとしても、

それが誤解を
生んでしまっては、

私自身が
「なんちゃってアクション」
を生み出してしまうことに
なりかねませんから、

そのための
対策でもあるわけなのです。


では、いよいよ、

どのようにして
チャンバラの指導で、

新しい練習方法の
センターピンに
気付いたのか?

という核心に
入っていきます。

切っ掛けは、

以前書いたように
型の指導をしていた時のことでした。

問題は
基本練習と型の間に
技術的な飛躍があったためです。

・・・続く