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【HIV血液輸血】1人の感染を確認 1人は確認中

 エイズウイルス(HIV)に感染した献血者の血液が今年2月、日赤の安全検査をすり抜け、患者2人に輸血され、うち60代の男性への感染が確認されたことが26日、厚生労働省の会合で明らかにされた。厚労省と日赤がもう1人の感染の有無を調べている,おRMT

 感染者の血液が輸血されたのは平成16年に日赤が対策を強化して以降初めて。

 厚労省や日赤によると、今年11月に献血した40代の男性の血液からHIVの抗体が検出された。この血液は輸血には使われなかったが、この男性が2月にも献血をしていたことが判明。日赤が保管検体を詳細に調べたところ、血中にHIVの遺伝子が存在していた。

 この血液からは「血漿(けっしょう)」と「赤血球」の2つの輸血用製剤が作られ、2月と10月に国内2カ所の医療機関で2人に輸血された。うち慢性消化器疾患の手術のため、10月に血漿製剤の投与を受けた60代の男性はHIVへの感染が確認された。

 40代男性は献血直前に男性との性的接触があったといい、検査目的で献血を行った疑いがある。感染初期はウイルス量が少なく、検査しても検出できない「空白期間」があり、検査をすり抜ける要因となった。