【猪瀬知事辞職】二転三転、釈明のたびに増した「疑念」 東電病 | atlanticaのブログ

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【猪瀬知事辞職】二転三転、釈明のたびに増した「疑念」 東電病院、貸金庫…

辞職を表明した記者会見を終え、会場を出る猪瀬直樹都知事=19日午前、東京都庁

辞職を表明した記者会見を終え、会場を出る猪瀬直樹都知事=19日午前、東京都庁

 医療法人徳洲会グループから5千万円を受け取った問題で、東京都の猪瀬直樹知事(67)が辞職に追い込まれた,ORMT。11月の問題発覚以降、裏金の授受という「疑惑払拭」のために記者会見や都議会などで繰り返した釈明は、曖昧な上に二転三転した。

 混乱は19日の辞職会見でも続いた。徳洲会グループが取得に関心を示していた東京電力病院(東京都新宿区)についての発言も不信感を招く結果につながった。

 猪瀬氏が徳洲会グループ創設者、徳田虎雄氏(75)と面会した際には「話題にならなかった」(12月6日)と繰り返し主張。だが、辞職会見では「そういう会話があったというぐらい」と事実上認めた。

 辞職会見で、猪瀬氏はこれらの変遷を「一部に記憶違いや小さな間違いがいくつかあった」と総括、事実を隠蔽する意図はなかったことを強調した。

 現金を保管した貸金庫はまさに「二転三転」だった。当初、「大金を目にしてびっくりして、貸金庫に預けることにした」と現金受領後に利用を決めたかのような説明をしたが、議会側から契約日を追及されると、「受領前日に貸金庫を開設するよう妻に指示していた」と変化した。

 5千万円は「貸金庫に入れて、手つかずでまったく触ってもない」(11月22日)が、その後に今年5月に別の貸金庫に移し替えていたことも発覚した。