「AR演技メソード」(ベーシック)コース
第8モジュール「モノローグ」
1月からスタートした大阪クラスは
いよいよ今週末最終回を迎えます。
AR演技メソードは2006年に体系化され、
16年の年月が経ちました。
表現しない、演技しない
「F3(フラットスリー)」を軸に
ゼロレベルトレーニングから始まり、
ゼロの状態から、
感情、ノンバーバル(非言語)、
フォーカス、モダリティ、コアステイトと、
1つずつ「肉付け」していく方法は
表現の仕組みからロジックに説明するので
参加者からはとても分かりやすいと
好評を頂いています。
そして最後の「モノローグ」で
ようやく言葉を扱います。
私たちは日常でも、
言葉に頼りすぎている傾向があります。
言えば伝わっているだろう
相手は分かってくれているだろう
わたしは相手の話をちゃんと聞いている。
それらの思い込みである
「~している(出来ている)つもり習慣」が、
演じるときにも出てしまいます。
台詞さえ覚えれば
雰囲気でも何となく
演技(それっぽく)が出来てしまうところは、
言葉が通じる日常の環境のなかで、
とりあえずは、相手とやり取りが
出来てしまうのと同じだと私は思っています。
言葉は大切だからこそ
「言葉を大切にする」
ということは、
言葉だけに焦点をあてることではなく
「言葉以外の表現」を
どれだけ豊かに扱えるかになります。
言葉以外の表現によって
言葉が「言葉以上の意味合い」になり
より深く届く
より伝わるようになるのです。
「AR演技メソード」は、
16年前に考案されました。
ということは、
考案者がそれ以前数年に遡って
演劇以外の要素を学ばれていたということです。
当時考案者が、
演劇に「コーチング」と「NLP(神経言語プログラミング)」を取り入れ、融合させたのは、
かなり斬新なことでした。
演劇のメソッドは
俳優だけが行うトレーニングだという概念は
覆されました。
わたしは、20年以上にわたり
演技以外の要素を多々取り入れたものを
学ばせて頂いてきたお陰で
脳の捉え方が変わり、
視点は完全に広がり、
今ではそれらが、当たり前のように
自然なものになっています。
わたしのステイト(状態)は、
確固たるものに出来上がりました。
これからはそれをキープし、
磨きをかけていくフェーズです。
そしてまた考案者(師匠)は、
現在すでにもう先のことを仕掛けています。
師匠は昔から「先見の明」があり、
行動したり取り入れるのが
世間の感覚より10年以上早いです。
研究者のように
実験と実践を繰り返し
いまだに進化し続けています。
「AR演技メソード」
時代の変化と共に
このプロセスを知っているだけに
未来が楽しみで仕方ありません。
「AR演技メソード」認定コーチとして、
これからも学んで下さる方々に、
師匠から教わってきたものを忠実に誠実に
伝えていきたいと思います。
【6月大阪開催!日本発オリジナル演技メソード「AR演技メソード」(ベーシック)コース】
https://cinepu.com/education/4zzgs2QMYY_/
「AR演技メソード」認定第1号コーチ
津村朱実