お芝居はとてもデリケートだから・・・ | AR演技メソード認定コーチのブログ

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お芝居は本当にデリケート。


その理由は


ちょっとした表現の違いで

伝わる意味合いが

「真逆」に変わってしまうほど


小さな表現でさえも

いや

小さな表現にこそ

影響力があるからです


普段の生活でも同じです。

だけど 


生活のなかでは


他人の表現の伝わり方など

その場で

イチイチ止められることも


指摘されることも

ほとんどありません



相手や周りに対して


「誤解」や「勘違い」を

与えている


内面の反応という

目に見えない結果


または、

相手の表現に出ている

「反応」という

目に見える結果

(相手の反応に気づくことは大切)


がそこにあるだけです


だから常々、

自分に問いかけましょう。


相手へ多大な影響を与える

感情も含め


物質的なものの扱い方

表現のデリケートさを

持てているのか?


ということを。


いまの自分の

表現ひとつ

相手に、観客に、

どんな影響があるか?


だからこそ

わたしたちの演技は


普段の自分が

どのように感じ

どのように振る舞い

どのようにそのものを扱っているのか


が問われるのです


演技には

普段の自分の考え方や捉え方が

反映されるからです


自分の気持ちにフォーカスした

デリケートさだけではなく


相手、周りに対する

外に向いた

扱い方のデリケートさを


今一度、振り返ってみましょう。


わたし自身も

ものの扱い、ひとへの対応

雑になっていないか?

疎かになっていないか?


振り返ることを

大切にしています。


人間は、「慣れ」という部分から

扱い方が雑になってしまうことが

あるからです


だからこそ常に

丁寧に繊細にを

意識し続けるのです


俳優として

一人の人間として



AR演技メソード認定コーチ

津村朱実