演技をしていて
癖を指摘されたことがある方は
多いかと思いますが
癖は「無意識」に
出てしまうものです
「意識下」に置かれて初めて
本当だ！やっている自分。。。
と「自覚」が出来たところから
演技(表現)の面白さを
知ることが出来ます。
しかしそうは言っても・・・
癖って結構手強いです。
何年もかけて身に付けてきた
「癖」です
またそれは「習慣」とも言えます
強化してしまえば
取り除くのは更に大変です
無意識の癖、習慣を
いますぐにコントロールするのは
そう簡単ではありません
「客観的」に見られる中で
目立って出て来てしまうものですが
「客観的」に見られる中で
気づかされるものでもあります。
自覚する「自分自身で気づく」
ところから始まります。
俳優の場合は、
自分の癖をコントロールし
意図的にその癖を
役づくりに活かせることも出来るからです
それが
本当のコントロール
と言えるでしょう
癖は手強いですが
悪者ではありません。
自分がその場で
楽に居たい（存在する）ために
身に付けてしまった癖です
(いつかの)自分にとっては
必要だったのです
しかし、必要ない場面でも
その癖が顔を出すことが多々あります
何故それをするのか？
そこには必ず「理由」があります。
癖は
「ノンバーバル(非言語)」メッセージ。
捉え方を変えると
私たち役づくりには欠かせない
「宝物」なのです
気づかなければ、
それはただの癖のまま。。。
気づいて活かせば
「味方」になってくれるもの。
味方に出来ると考えたら、
悩んでいる暇はありませんね！
自分の「癖」を「味方」に変える。
演技(表現)を楽しんでいきましょう！
AR演技メソード認定コーチ
津村朱実
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