俳優とは身ひとつで何もない空間に世界をつくれるひと | AR演技メソード認定コーチのブログ

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何もない空間に、物語の設定上の風景や
そこにあるものをイメージし...
自分の感覚を使い、それを表現に繋げていく


俳優は物語を構成する一員として
役の気持ちを体現するのが仕事です


その感覚・感情を、身体を通して
表現していくからこそ


感じたままを自然に体現出来るように
素直に反応出来る「ココロ」「カラダ」
をつくる必要があります


ひとは「ココロ」で感じたものは
良くも悪くも隅々まで「カラダ」
キャッチしてくれています


そしてそのエネルギーを
滞りなく通してあげるために


感覚、感情、ココロ、カラダを
楽器のように磨くのです
 

実物が目の前にある日常生活では
感覚や感性を磨ける材料が満載にあります


そして俳優として
何もない空間に立ったときは

日常で鍛えたその感覚と
素直に反応するココロとカラダからの閃きが
自分の表現を支えてくれるのです
 

舞台上で俳優は何も持っていません
自分のこの身ひとつで
その空間に世界が作れるひとです

もちろん、そこにセットがあれば
その物に命を吹き込むことの出来るひとです


そのために
自分の身をその空間に投じられること
自分の感覚とココロとカラダを
「信じきる」ことが大切です


自分に正直になればなるほど
カラダは自然に反応してくれます


人間は誰もが自分のすべてを通して
反応、表現したいと思っています
 

舞台上ではその場に本物がなくても
本物を感じられる能力が必要だから
毎日がトレーニングです!


イメージと、感覚と感情とカラダを
丁寧に繋げましょう!


AR演技メソード認定コーチ
津村朱実