子どもたちの夢**
こんにちは
フィリピン事務局のまきです
こちらフィリピンは現在台風が上陸中
毎日毎日雨が続き、いたるところで下水の氾濫や
床上浸水などが起こっています・・・
そして、この間の月曜日にはなんと震度4の地震が

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おそらくこちらの建物は耐震ではないため、かなり揺れました
こんなことが続いているので、
ホームステイでお世話になった地域や
家族・友達のおうちの状況がとても心配です・・・
落ち着いたら様子を見に行きたいと思います
さてさて、今回はTATAGが支援している子どもたちの
「将来の夢」についてご紹介したいと思います
チト 9歳 4年生![]()
僕の夢は、学業を最後まで終えることです。
理由は、家族が貧困から抜け出し、
少しでもいい生活ができるようになるためと、
きちんとした仕事を探すためです。
僕は将来、警察官になりたいです。
警察官としての義務をしっかりと果たし、
フィリピンの国民を助けられるような
警察官になりたいと思っています。
自分の周りにいる人たちを助けられる人になりたいです。
ロウェナリン 10歳 4年生![]()
私の夢は、看護婦さんになることです。
なぜなら、病気だけれど治療費を出すことができない
貧しい人たちを助けたいからです。
私は、今の私の家族のように貧しい家族を
助けられるようになりたいと強く思っています。
貧しい人たちの病気を治して、
みんなに元気をあげたいからです。
この2人は、現在ACTIONを通して
奨学金支援団体「Growing People's Will(GPW)」さんから
支援を受けて小学校に通っています![]()
GPWさんのHPはこちら
からご覧ください![]()
奨学生の子どもたちに関する過去の記事はこちら↓
エドゥケーターやお母さんたちに付き添われて
奨学生みんなで通学用の靴を買いに行ったときの様子

生活はとても大変ですが、
「勉強をしたい」という思いは人一倍強く、
学校の勉強やTATAGでのアクティビティに
積極的に取り組んでいる2人です
その頑張りがTATAGのスタッフの目にとまり、
現在、GPWの奨学金を受けることができています
みなさんはこの2人のメッセージを読んで
どんなふうに感じましたか![]()
作文を読んで私が心を動かされたのは、
それぞれ自分の家族が抱える問題ときちんと向き合っていること、
そして、「夢」が自分のためだけでなく
家族のためでもあることです

私自身が小学生だった頃を思い出すと、
ここまで考えていたかというとそうではなかったように思います。
2人のメッセージからは教わることがたくさんありました
それぞれ持っている自分だけの「夢」![]()
2人のような子どもたちがその「夢」に挑戦できるよう、
私ももっともっと頑張っていかなければと改めて思いました
フィリピン事務局
戸塚 真希






