先日、軽井沢に行って来ました。いつもお世話になっておりますオーナー様から相続で受け継い土地が軽井沢と他にもあって、どこになにがあるかもわからないとのことで、まずは物件調査をお引き受けしました。
「税金はかからないけど、相続のときの登記費用も馬鹿にならないので、これ以上、相続させたくないのよね~」とのこと。
しかし、実際、その2つの土地は山林の中で、道路もなく、隣地との境界、いや、当該地も特定できないところでした。ご主人様からの相続で、そのご主人様も相続で、昭和の時代にお身内の方が購入していた土地です。
先祖代々ならまだしも、敢えて購入されているのです。なんで買わされてしまったのだろうと悲しくなりましたが、そのお気持ちを考えると・・・
関係部署にヒアリングすると購入、いや寄附でも受けつけられないとのことでした。
こんなお話しはたくさんあるのでしょう。
いろいろクリアしなければならない問題があるのでしょうが、国で所有してもらえる制度が整備されればなあ、と思いました。
そのオーナー様が、
「その土地の所在も特性もわかったので安心したわ」とのこと。
「今後の手続きも円滑にするべく、きちんと相続させていかないと。子供にもその登記費用なども残して相続させないと」
というこの2つの御言葉が唯一の救いでした。
追伸 軽井沢は紅葉の季節が訪れていましたので写真添付します。