青春映画の巨匠!
エリア・カザンの『草原の輝き』をみた。
とっても切ないがどこか安心して見られる青春映画だ。
現代に置き換えてみても全く違和感はない。
いつの時代も男女とは変わらないものだとも思った。
しかし、この映画で感じたのは『子供をつくる』事や『結婚』などに関する意識の重さだ。
この時代には『中絶』の技術が無い。
故に『子供をつくる』=『結婚』の時代だ!
だから女の親も男の親も子供に対してはとても気を配っている。
そのような姿勢は現代年々薄れているのでは無いだろうか…
意識の重さ。
青春の情熱とはまさに一瞬の『草原の輝き』のようなものだと。
色々な事が教われる、教科書的な映画だった。