人間模様の宝庫!  「高慢と偏見」 | 適職診断専門家 人材開発コンサルタント 幸のブログ

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こんばんは音譜


みんなの気づきに役立つ


適職診断士


わたべ 幸です。





みなさんは、ジェイン・オースティンの


「高慢と偏見」(プライドと偏見っていう訳も)


という本・または映像をご存知ですか?




19世紀前半のイギリスが舞台の人間ドラマ


なんですが、いわゆる時代劇ってことじゃなく


すんごく面白いです。




時代物として好きな人にも


もちろんお勧めですが、


今回お勧めしたい理由は別にあります。





いろんな人間模様


様々な人々の言動、考え方、交流の仕方


がどっさり詰まっているんですよ、この本には。




あ、派手なアクションやミステリーや、活劇


は全然ありません。


それを期待している人には向きません。


主なストーリーは恋愛です。


主人公は中流家庭の5人姉妹の2番目、エリザベス。


当時のイギリスは、父親の財産を相続できるのは、


男性のみ。(婿を迎えるのもダメらしいです。)


エリザベスの一家には男子の兄弟はいませんので、


お父さんが亡くなったら、その家土地財産はすべて


従兄に引き継がれてしまいます。


いかに裕福な家の男性と結婚して、親や姉妹を


援助できるようにするか、が切実な問題なのです。




それはさておき、ここに登場する様々な人物の


描写がすごく面白いのです。




エリザベスの両親はお互い全然違ったタイプ。


ひどく世俗的で感情的、噂話が大好きなお母さんを


エリザベスは内心恥ずかしく思ってます。



彼女は当時のイギリス女性としては、自分の意見を


しっかり持ち、はっきりと意志を伝えるタイプです。



そして、彼女の家よりも数倍(数十倍?)大金持ちの


ジェントルマン(という階級です)、ダーシー という男性が登場。




彼がタイトルの「高慢」を体現している存在。


本当の中身は全然違うのに、外側から彼のよさはなかなか見えない。


感情を表に表さないタイプで、一見とてもそっけない、内向的な人です。




まあ、とても有名な小説ですから、


読んだことある、または、映画なんかを


見たことがある人もいると思いますが、



コミュニケーションに興味がある人、


NLPやLABのように人の態度や言葉を


使ってより良い関係を築いていくこと、人の興味関心や


行動に焦点を当てたい人には、うってつけの


人間模様観察ができるのです。




もちろん、主人公2人だけではありませんよ。


エリザベスの両親、姉妹(それぞれ全然違う個性です)


ダーシーの家族や親戚、


エリザベスをめぐる何人かの男性、


その家族や周囲の人々などの行動、言葉、態度


などが本当に生き生きと描かれています。



時代的な背景の違いはあっても、


人間の本質というものはそうそう変わらないなあ


と思わせてくれる、面白い小説です。




特に私は、イギリスで作られた長編ドラマが


お気に入りです。


数年前の映画もあるのですが、このドラマのほうが


より、原作を上手く表現していると思います。



小説から自分のイマジネーションで楽しむのも


よいですが、客観的な観察としては、


映像で観るほうが、もっといろんな人の


態度や表情までも比べることができるので、


とてもわかりやすいでしょう。



もちろん、ドラマとしても一級品です。


19世紀のイギリスの田舎の素晴らしい風景や、


当時のジェントルマンたちのお屋敷、衣装、


風俗を楽しむこともできます。



たぶんレンタルビデオ店にあると思うので、


まだ読んだり観たりしたことがない人はぜひビックリマーク