(マタイによる福音書 11:12、現代訳) バプテスマのヨハネの時から今に至るまで、天の国は激しく攻められています。そして、攻める者たちがそれを奪い取っているのです。

 

私たちは人生を歩む中で、「熱心さ」がいかに重要であるかを経験します。あらゆる物事には情熱が必要であり、その情熱は多くの歴史を変えてきました。しばらくの間だけ生きて去っていく旅人のような人生においても熱心さが必要であるならば、永遠の天国のために熱心さが必要であることは、言うまでもありません。永遠の生命は、何物にも代えがたいほど重要だからです。

 

Thomas Alva Edison, 1847-1931

 

トーマス・エジソン(Thomas Alva Edison, 1847-1931)

 

 

 

アメリカの発明家トーマス・エジソン(Thomas Alva Edison, 1847-1931)が白熱電球を発明した際、彼は数多くの実験で失敗しましたが、決して諦めませんでした。エジソンは電球に使うフィラメント(芯)を見つけ出そうと、部下たちを中国、日本、南米、アジア、ジャマイカ、セイロン(スリランカ)、ビルマまで派遣し、草や繊維などを持ち帰らせては、実験を何度も繰り返しました。

 

 

Thomas Alva Edison, 1847-1931

 

トーマス・エジソン(Thomas Alva Edison, 1847-1931)

 

 

エジソンは鉄、白金、毛髪、竹など、6,000種類以上の物質で実験を続け、ついに1879年、炭化させた綿糸のフィラメントを用いた実験で成功を収めました。その電球は40時間以上灯り続け、ろうそく30本分に相当する光を放ちました。その後、エジソンはフィラメントを炭化させた竹の繊維に改良し、1,200時間以上持続する白熱電球を実用化することに成功し、長く輝き続ける電球を誕生させたのです。

 

 

Luther Burbank, 1849-1926

 

ルーサー・バーバンク(Luther Burbank, 1849-1926)

 

 

また、豆、きゅうり、りんご、トウモロコシ、ジャガイモ、桃、そして多くの草花の改良種を生み出したアメリカの偉大な植物学者ルーサー・バーバンク(Luther Burbank, 1849-1926)も、実験中に困難に直面しても決して諦めませんでした。

 

 

Luther Burbank, 1849-1926

 

ルーサー・バーバンク(Luther Burbank, 1849-1926)

 

 

 

バーバンクは特にトゲのないサボテンを開発するなど、改良植物を得るために数え切れないほどの交配と実験を重ね、時には6,000回を超える実験を自ら行うこともありました。その結果、数多くの改良植物を生み出し、世の中に多大な利益をもたらしました。

 

 

George Westinghouse, 1846-1914

 

ジョージ・ウェスティングハウス

(George Westinghouse, 1846-1914)

 

 

 

さらに、アメリカの有名な電気製品会社ウェスティングハウスを設立したジョージ・ウェスティングハウス(George Westinghouse, 1846-1914)の最大の功績の一つは、列車に使用する空気ブレーキを発明・製作したことです。当時は長い列車のブレーキ全体が均等に作動せず、多くの事故が起きていました。

 

 

George Westinghouse, 1846-1914

 

ジョージ・ウェスティングハウス

(George Westinghouse, 1846-1914)

 

 

 

ウェスティングハウスが空気ブレーキを発明しようと心血を注いでいた時、人々は彼を狂人扱いしてあざ笑いました。「どうやって空気で鉄の塊である列車を止めるというんだ? 馬鹿げた話だ」しかし、ウェスティングハウスは粘り強い研究を通じて、ついにそれを成功させたのです。

 

 

今日、イエス様は「天国も激しく攻める(侵略する)者が奪い取るものである」とおっしゃいました。神の国に入るためにも、私たちの熱心さが必要であるということです。天国に至る道は険しいものです。イエス様も「狭い門、狭い道」と比喩で語られました。

 

しかし、その報いは永遠の命です。毎日天国を慕い求めながら熱心に励み、辛く苦しい時でも決して信仰を捨てずに固く握りしめ、ついに天国を手にする聖徒となられますよう、お祈り申し上げます。