「ランチさんとディナー」終演いたしました。警備員のこと。 | ありおんのことです。よろしくです。

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舞台とか演奏会の告知とか。
あと、気が向いたら何となくその日の事を書いたりしちゃってます

どうも。基本的に舞台ロスとかありません。塚川です。

KAMAYAN#16「ランチさんとディナー」無事に終演いたしました。
皆様誠にありがとうございました。

今回僕が演じた役の警備員に関して、さすがにネタバレしても良いはずなのでそのお話。

今回演じたのは、大学の旧館にて女子学生の幽霊を捜し歩く警備員の役。
実はその女子学生に殺され、深い恨みをはらすべく自ら記憶を封印した悪霊、という役でした。

稽古開始時から警備員が悪霊であることと、その退散方法が物語のネタバレ禁止として箝口令が敷かれれました。

リピートした方は警備員が悪霊であることに関する伏線が登場時からかなり多くあることに気付かれたかもしれません。
はい、僕の役「女子学生の幽霊を捜し歩く警備員」以上のことがほとんどネタバレに繋がりそうでずっと説明が難しかったっていう。

使われていない旧館を常に見回っていたり、
冒頭からたまに話題に上る殺人事件と幽霊の噂、
告白をしにきた女の子、裕子が咳をするのも、
一人の男子が寒気を訴えるのも、悪霊のせい。

前半はともかく悪霊っぽく見えないようにってことでともかくバカです。
名前を含めた生前の記憶を覚えておらず、幽霊になってからの記憶も積み重ねていないのでなんかいろいろ自由な警備員。

ちなみに幽霊なので、他の登場人物との物理接触が一切なし、舞台装置も床以外全く触れていません。
物語は真夏の設定ですが、衣装も極力素肌を出さないようにしました。

肝心のランチさんは誰にも見えておらず(存在していないので)、反して警備員は実は登場人物全員に霊感があったため誰も幽霊であることに気付かないっていう。
まあ、強力な悪霊であることも一つめのオチにつながる前フリでしかないのですが。

そして、今回は皆さんに警備員の制服似合うって褒められました。

そんな訳で終演いたしました。
ありがとうございます。