『俳優の仕事』第一部
第5章 舞台における注意4
今回はトルツォフ先生の代わりにラフマノフが授業をする
…ラフマノフって誰だ??
と、登場人物の欄に戻ると、なるほど
トルツォフ先生の助手の方。
[「今日の練習は次のようなものだ。
君たち1人ひとりに見るための対象を与える。君たちはその形、線、色、細部、特徴を心にとめておくのだ。
ただし、私が三十数えるあいだに、それらをすべて覚えこんでしまなければならない。」]
このエクササイズを見ただけで、何の意図があるのか全然私はわかんないです…
その後生徒たちが対象を見れないように部屋を暗くして、対象について報告するように、と。
それをラフマノフが部屋を明るくしてチェックする、と
これですか?と確認する生徒たちに
[「俳優はすばやく呑み込まないといけない」]と
[「疑問があるときには、自分で解決しないといけない。
間違いを犯しても構わないが、躊躇してはいけないし、人に訊いてもいけない!
俳優は機転がきかないといけない!」]
と
これにはなるほどなーって
レッスンでやることに対して、こういう部分は大事だな、と
そしてラフマノフ助手、生徒たちに明かりを消した後に何を見たか話すようにと。
ちなみに生徒陣は間違いばかりで、
主人公のナズヴァノフ、まさか2回目に当てられると思わなくて言い訳をしてしまう…確かに焦るよね
ラフマノフ助手
[「これからは、またあたるものと思ってもらおう。
誤りを正し、1秒たりともぼんやりと座っていないこと。よく覚えておきたまえ。」]
1度当たったからといって安心するなよ…ってことですかね
正確に印象を伝えられるまで、何度も聞き返すとラフマノフ助手は宣言。
主人公は5回呼ばれてやっと正確な報告ができたとのこと。
集中力を鍛える練習なんだろうけど、これはなかなかにエネルギーが必要だろうな…
[「目は疲れ果て、注意力は緊張しっぱなしであった。」]
極端な緊張状態で長い間いるのは難しいのはラフマノフ助手も心得ているらしく、授業を30分ずつ、2回に分けた。
…が
この練習を中断してダンスの授業の後、またこのエクササイズをするのを繰り返した生徒達。
しかし、今度は30秒じゃなくて20秒と、時間が短くなる。何それ恐ろしい
[ラフマノフは、3秒から5秒でこの練習がこなせるようになると請け負った。
「われわれは、そこまで注意力を研ぎ澄ますことができるのだ!」と彼は言いきった。]
これ私もそういう訓練した方がいいかな!?
ある種の瞬発力というかなんというか…
なんかテレビ番組のクイズ番組みたいなのでこんな問題あったような…と思わず思ってしまったけれど、俳優にとって、集中力は確かに大事だからそれを鍛える方法かー、なんて思ったり
素に戻ってしまう、集中が切れてしまうのはね、よろしくないというか、緊張の元というか
そして主人公、今まであんまり無かったけどそういえば『俳優の仕事』はナズヴァノフの日記という形で書かれてるんだったね。
日記に書いてるシーンが出てきてそういえばそうだったなー、と(笑)
そしてナズヴァノフ少年、閃きます。
[この練習は別のノートに書きとめておくほうがよいのではないか?
そうすれば、
そのノートは実践的な練習の手引書、
または1種の例題集、
あるいは彼自身が自分の授業を名付けていたように、『練習と訓練』となるだろう。』]と
今までの日記には、トルツォフ先生が教えてくれる理論を
もう1冊の新しいノートには、ラフマノフ助手による実践的な練習、『練習と訓練』の授業による<システム>のための例題集にしよう、と
さて今回ラフマノフ出てきたけどごめんなさい、誰だお前…という気持ちが強かったです(ごめんね)