「報い」関係者が質問を繋いでいくリレーブログ。
最終走者の登場です。
第13走者、
音照操作担当・桃木 正尚です。
主宰との付き合いは約15年!?
小西さんを師と仰ぎ、アクト青山で俳優・演出家・スタッフとして活動しています。
元アニメーターの経験から、フライヤーなど宣伝材料のデザインに携わることもしばしば。
とても頼りになる存在です。
今回は音照操作担当として参加。
本番も音照ブースで活躍します。
よろしくお願いします。
①お名前、生年月日、出身地を教えてください。
桃木正尚。
1992年7月9日生まれ、蟹座。
出身は陸の孤島、東京都武蔵村山市です。
②「報い」の台本を読んでの第一次感想を聞かせてください。
あ、好きな作品だな、と言うのが率直な感想です。
昭和中後期のほの暗い影と、それを突き抜ける爽快さにも似た心地よさが混在している。暗くも明るくもない快い感じが、好きだなと思いました。
③「報い」の登場人物の中で、1番共感できるのは誰ですか。
共感とは少し違うかもですが、
佐藤匡さん演じる弥園(みその)ですかね。
ポリシーって大事ですよね。
④今まで食べた中で最も感動した食べ物は何ですか?
今年の3月、『ぶらんこ』で劇中に食べた鮭です。
心に残る食事です。
⑤ついやってしまう癖、もしくはやらないと気が済まない習慣などあれば教えてください。
週刊少年サンデーをね、つい買ってしまうと言う悪癖が……笑
アクトはサンデー派が多くて天国ですね。
古見さんとエヴァンスと失恋ゾンビと魔王城でおやすみと湯神くんがおすすめです。
⑥佐藤 匡 さんからの質問に答えてください。
「今自分の一番好きなことについて、熱く熱く語ってください」
非常に答えやすいご質問ありがとうございます。
僕は今映画『ボヘミアンラプソディ』を観た帰りにこれを書いています。
今一番好きなものは何かと聞かれたらボヘミアンラプソディ即答です。
公開間もないのであれこれはあまり書きませんが、
配給クレジットから興奮し、
知っていれば冒頭からガチ泣きするとてもズルい、そしてエンターテイメントととしてあるべき賢さから始まる今作。
それらの構成やカメラワーク、色彩設計もさることながら主役はバンド自体のパワーそのものです。
Queenリードボーカル、フレディ・マーキュリーの半生に焦点を当てながら、
人生の光と影。
家族と愛。
芸術。
生きる上で避けては通れず、
皆を支え、また重たく首をもたげるそれらに、正面から衝突し、向き合い、闘い、苦悩していくフレディやブライアン、ジョン、ロジャーら「家族」の生き様と奏でる音楽を聴きながら、
僕は冒頭からガチ泣きし、
中盤でもガチ泣きし、
後半に至っては涙腺がデロデロになり嗚咽を漏らし泣きながら30分過ごしました。
泣き疲れた後これを書いてます笑
良い映画です。
来週(このブログ的には今週ですかね?)は『報い』があるので、
翌週観に行って下さい笑
⑦佐藤 匡 さんを 公園にあるもの に例えると、何だと思いますか?理由も教えてください。
ベンチですね。
安らぎです。でも座ってみると堅い、みたいな。
社会の厳しさと優しさみたいなものが同時に内包されてる気がするんですよね、公園のベンチは。
そう言えば昔ベンチで野宿したこともありますけど、けっこう良いところですよ、ベンチ。
⑧お客様へのメッセージをどうぞ。
無駄に長くなってしまいましたが、
今週より『報い』始まります。
僕の好きなある作家さんが、
「人が一番逃れられない問題は、家族だ。」
と言うような事を言っていました。
先述のボヘミアンラプソディもそうであるように、誰しもにあるものですから。
そんな永遠のテーマをドラマとスリルとサスペンスでパッケージングした舞台作品、『報い』。
僕は主に上のブースからしか聞いたり見たりしてませんが、
やはり誰しもに感じるところのある作品だと思います。
ぜひ今週は『報い』を貴方の五感でご堪能下さいませ。
劇場にてお待ちしております。
以上を持ちまして、
リレーブログ企画終了となります。
読んでいただいた皆様、ありがとうございました!!
いよいよ、
明後日11/20から
「報い」
始まります。
アクト青山アトリエにてお待ちしております。
お気をつけていらして下さいませ。
よろしくお願い致します!!!
*公演詳細*
テアスタ・オーロvol.6
『報い』
作/演出 小西優司
ー双子の子は忌まわしい。ー
それだけの理由で続く悪しき習慣。
高度成長期を迎えた日本で財閥にも匹敵する起業家が味わう「報い」とは?
演劇集団アクト青山が送る、家族の意味とあり方を問う新作。
2018年11月20日(火)〜25日(日)
11月20日(火)19:30
11月21日(水)19:30
11月22日(木)14:30/19:30
11月23日(金・祝)14:00/18:00
11月24日(土)14:00/18:00
11月25日(日)14:00
*全席自由、前売、当日ともに¥2500(早着割-¥300)
*回数券「ペンドラーリ」がご利用になれます
*開演後のご入場はお断りしています
*上演時間は100分程度を予定しています
ご予約
お問い合わせ
090-6002-2905(代表携帯)
@演劇集団アクト青山アトリエ
世田谷区北烏山7-5-9
*京王線千歳烏山駅より徒歩15分
*小田急バス「吉祥寺行き」ときわ橋下車、徒歩1分
出演
小西優司 菊地正仁 岩崎友香 中西彩乃 葵ミサ
渋谷結香 額田礼子 相楽信頼(賢プロダクション)
高村賢 やまなか浩子 柳澤果那
佐藤匡(劇団花鳥風月/朗読楽団おとぎ日和)
スタッフ
演出助手 山辺恵
音照操作 桃木正尚
宣伝美術 小西優司/若林裕司
撮影 おこのぎふみこ
楽曲提供 仲条幸一
制作 演劇集団アクト青山制作部