おはようございまーす。
演劇集団アクト青山の小西です。
『白鳥の歌』に出演します。
⬇︎これ!
『近代古典傑作短編選』
3月25日(日)
13:00/16:00/19:30
1日3回、やります。
1日3回、演りますよ。
チェーホフの短編、30分の作品。
『白鳥の歌』
ご予約は↓こちら
@演劇集団アクト青山アトリエ
世田谷区北烏山7-5-9
全席自由¥1500
はい。
ブログ企画です。
そうです、今回は…
やっと稽古したよ!
(笑)
という事です。
いや、これまでだって訓練はしてきたのでね。
あれなんですけど。
金曜日は「通し」をしました。
打ち合わせもしないで。
まー
要らないです、打ち合わせ。
感じて、見て、感じて、動かして。
それの繰り返しの中で、
芽生えていくものがあるし、
自分の一挙手一投足を、
倉島の一挙手一投足と、
どんな風に重ねていくか、
それを説明しない。
必要なポイントを通過しながら、
それを頼りにゴール(戯曲上の終点ね)へと向かう。
僕らは答えを出さない(持たないとは違う)
答えはお客様が楽しむ。
それをただただ繰り返して行きながら、
その場に「来て」「居て」「生きて」「去る」
それを確認する。
それを紡ぎ合う。
それが二人芝居の魅力。
僕はそう思ってます。
あと何回かの稽古で、ここからはそれこそ「稽古」が必要になるんです。
ポイントの通過の「仕方」を計らないといけない。
いや、図らないと、かな。
何度も繰り返したり、見え方、見せ方、結果、
高低差と、時間の幅、使い方、空間の立体化、
人物の説得力、物語の発生。
そういうのを体に教え込んで、ものにしていく。
あと、何回かで、
楽しみだし、楽しむ。
稽古だけが役者の楽しむ事の出来る唯一の時間です。
本番はお客様のもの。
そのために楽しんできます。
はい。
そんな感じ。
ただね。
稽古場レポート書くにあたって、
僕は演出家として、
『ぶらんこ』
『赦せない行為』
『宮城野』
『バイロン卿の恋文』
と、演出しているので、少しずつだけど、
ここに紹介しておきます。
『ぶらんこ』
岸田國士の素晴らしい世界です。
ロマンチシズムとリアリズムにあふれていて。
切ないし、温かい。
その世界をなんとしても届けたい。
今回は桃木(準劇)、蔭山(本科生)、小野(本科生)の三人に考えて考えて稽古をさせて、僕は見届けただけなので、成果も結果も欲しいとこです。
『赦せない行為』
森本薫の秀作。
アクトでは心象とセリフの乖離を学ぶためのレッスン演目でもあり、期待の新人達の登竜門でもありました。
今回は佐古と小此木。
劇団内では(笑)有名なこの二人の組み合わせでお客様に届けます。
『宮城野』
奇才(僕の中では、ですよ)矢代静一の写楽もの。
んん。
年々「何が書いてあるか」は分かるようになって来たけど「面白いか」は別物。クリスチャンの書く時代劇って時空の歪みが酷くてそこが面白いとこでもあるけど、難しいとこでもある。
『バイロン卿の恋文』
テネシー・ウィリアムズの小品。
ぽさと、不可思議さの詰まったエピソードもの。
「どうしたら面白いか?」もそうだけど、
バランス感覚を要求される中での稽古をしてます。
初演。今回はウディアレンの映画みたいにしてあります(笑)
演劇集団アクト青山
テアスタ(春)
『近代古典傑作短編選』
演出 小西優司
3月21日(水)〜25日(日)
3月21日(水)
『バイロン卿の恋文』
作 テネシー・ウィリアムズ
出演 竹田真季 中西彩乃 廣田明代 菊地正仁
13:00/16:00/19:30
3月22日(木)
『赦せない行為』
作 森本薫
出演 小此木富美子 佐古達哉
16:00/19:30
3月23日(金)
『宮城野』
作 矢代静一
出演 山辺恵 高村賢
16:00/19:30
3月24日(土)
『ぶらんこ』
作 岸田國士
出演 桃木正尚 蔭山みこ 小野晋太朗
16:00/19:30
3月25日(日)
『白鳥の歌』
作 A.P.チェーホフ
出演 小西優司 倉島聡
13:00/16:00/19:30
*開場は開演の30分前
*開演後のご入場はご遠慮頂いています
*開演は事情により5分程度遅れる場合があります
*『ぶらんこ』は本編中、喫煙シーンがあります
チケット料金 ¥1500(半券割有り〼)
チケット予約 カルテットオンライン
公演Twitter
演劇集団アクト青山活動ブログ
お問い合わせ先
engeki.act.aoyama@gmail.com
場所
演劇集団アクト青山アトリエ
世田谷区北烏山7-5-9
アクセス
京王線千歳烏山駅より徒歩20分
千歳烏山駅前より小田急バス「吉祥寺行き」にて「ときわ橋」下車1分。
吉祥寺駅より小田急バス「千歳烏山行き」にて「ときわ橋」下車1分。
近代古典戯曲の名作を、日替わりで上演致します。アクト青山が春に送る5つの物語。短編ならではの色濃く現れる作者の魅力を、是非アトリエで間近にお楽しみ下さい。