みなさまこんにちは!
『僕の東京日記』
ゲソ役の蔭山みこです。
冷夏と言われる今季ですが、皆様お元気でしょうか。
蔭山はつい先日、26歳になりました!
アクトに入ったのが22の年。
客演で出演した『行けっ!風間山荘。』がきっかけでアクト青山に入団し、早4年…。
あんな大人数が出る作品に出演することはもう無いだろうと思ってましたが、
なんとっ
『僕の東京日記』はそれよりも多い17名‼︎‼︎
顔合わせの日に、テーブルに並んだ人数が圧巻でした。笑
しかも出演するメンバーを見ると、
普段からユニークな人達ばかり。
面白くならないわけがない!!
今から皆様にお見せするのが楽しみです。( ´∀`)
より楽しんで頂くためにも頑張ります!
企画ブログもはじまりましたね(*゚∀゚*)
今日は蔭山のターン。
最初は自己紹介から!
名前:蔭山 みこ
(本名は漢字で「美子」と書きます)
1991年8月22日生まれ。
本当に、ついこの間誕生日を迎えました。
未年の獅子座。
タモリさんや幸田露伴と同じ誕生日です。
生まれは兵庫の尼崎、杭瀬。
在日2世の父と、韓国から来た母との間で生まれました。蔭山は在日3世です。
生まれた尼崎は、
2歳ぐらいまでしか居なかったのであまり記憶に無いのですが、商店街とか通るとよくヤクルトを貰ったりして餌付けされ可愛がられてました。
古い一戸建てのお家や団地しか無いところでしたが、
誰もが顔見知りの様な暖かい静かなところです。
けれど3歳から20歳まで母とずーっと
大阪のミナミで育ちました。
こちらでも、母の友人である韓国人のおばちゃんにお菓子や果物とか貰って餌付けされ可愛がられてました。
ミナミの韓国人のネットワークは凄まじく、
私が知らなくても自転車で走っているとよく知らんオバちゃんに
「ヤー!ミコー!」
と声をかけられたものです。
よく考えたら、怖い話ですよね。(-_-;)
知らないうちに、自分のことが知らないオバちゃん達に知れ渡っているのですから笑
けれど周りの人に恵まれていたので、なんとか危ない目に遭わずにここまで来れてます。(^^;;
あ。
そういえば。
みこ、という名前。
実は通名といって、日本だけで使われる名前であったりします。
本来の名前ではないのです。(在日あるある)
韓国語できちんとした名前があるのですが、
生まれてこの方、家族にも親戚にも
呼ばれたことがありません。
名前とはなんぞや…(´-ω-`)
いつか特別な人が出来た時には呼んで貰えたらいいなぁ。。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
高校の時からバイトをしてから今まで色々なところで働いてきましたが、
一番思い出深いのが専門の頃のボランティア。
声優の専門学校に通っていたとき、講師の方が個人で活動するパフォーマンスグループに参加してました。
主な活動は、
地域の区民会館や毎週行われる公園のイベントに出て、
子どもたちと一緒に歌ったり踊ったりすること。(参加型パフォーマンスイベントと呼んでました)
それだけじゃない事もさせて貰いました。
・MCのお姉さん(N○Kのお姉さんみたいに)
・着ぐるみ(膝が命)
・コスプレ(ピンクのアフロやサンタとか)
・バルーンアート(一気に捻る!)
エトセトラ
羞恥心と戦いながら、ときに大きいホールですることもあり大変でした。
なかでも一番の経験は
「参加型のパフォーマンス」
歌ったり踊ったりする仲間や子どもたちの中には、
ダウン症の子や、障がいをもった子どもたちがいました。
その人達とふれあうというのが、メインの仕事でした。
私自身、在日という立場で差別や偏見というものを嫌ってはいましたが、どこかしこ偽善めいたものが心にあって、それをスッキリさせたくてボランティアに参加したのかもしれません。
人前に出る経験値が積めるとか活動履歴に書けるとか色々あったはずなんですけど、
あんまり、何で参加しようと思ったのか覚えてないんです。
でも、
実践すると全くそんな気持ちとか忘れてました。
うまく言葉で伝えられなくても、一緒に歌ったり手話をしたり、踊りの振り付けをしたりするうちに、自然と伝わっていたりすることが本当に嬉しくて、楽しくて。
障がいとか気にせず、みんなでわいわいやってました。
目の見えないピアニストを大ホールのピアノまで案内する係をした事もありました。
とても緊張しましたが、
無事にピアノまで案内した後に戴いた
「ありがとうございました」
の一言は今でも重く褪せることなく覚えてます。
子どもたちへの対応や、話し方とか実践で学べるところはなかなか無いので、本当に培ったことが多い現場でした。
ボランティアのみんな、元気かなぁ。。。
その頃の名残か、いまでもたまに、
信号で待ってる時とか小さい子を見かけると
ついつい話しかけてしまいそうになります。
(不審者にならないように気をつけてます)
暫く大阪に帰ってないので、大阪に帰りたいなぁとかたまに思うのですけどなかなか帰れずじまいで。
もし、どこかに旅行とかするのだったら、
大阪を新世界からUSJまでぶらっとしたいなぁ〜。
国外だったらドイツ!!
グリム童話とか、お伽話が好きで昔からドイツは憧れてます。
ノイシュバンシュタイン城や
メルヘン街道に行って、
チョコを食べたいですね!!
そんなわたくし蔭山が演じる
「ゲソ」さん。
1960年〜70年代を象徴する
愛と!
平和と!
自然と!
自由と!
セックスを
愛している思想の人たち
「ヒッピー」の一員です。
しかしこのゲソさん。
他のヒッピーに比べて、ちょっとアブナイ人です。
まー、男を揶揄うのがお好き。笑
私にそんな勇気無い。もう本当遠い人種の人です。似てない似てない。あんな奔放になれない。
やー、見習いたいものです。ラリパッパしないけど。
もし私が春風荘に住む事になるんだったら…、
あ、まずゲソには近づかないですね。怖いんで。
新見ちゃんも、ピリピリしているうちは近づかんかも。
青木さんとはお友達になりたいかも。
お芝居の話とかせず、ガールズトークがしたいですね。
個性の強い面々が揃う
『僕の東京日記』
演じ手も役も本当に濃いです。笑
作品もですけど、ブログも楽しんで頂ければと思います(๑>◡<๑)
明日の担当は私の相方!
寺井美聡ちゃんですよ٩( 'ω' )و
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
演劇集団アクト青山
テアスタ(秋)
『僕の東京日記』
作・永井愛
演出・小西優司
出演
佐古達哉
やまなか浩子
中西彩乃
高村賢
北原麻弥
菊地正仁
蔭山みこ
寺井美聡
華奈
井上俊行
廣田明代
倉島聡
山辺恵
小此木富美子
桃木正尚
伊藤潤
よしざわちか
あらすじ
1971年、学生運動から離れた大学生の原田満男は親からの自立を決意して高円寺で下宿生活を始めるも、隣町・阿佐ヶ谷の実家から母親がついてきて独立もままならない。
一方、下宿先「春風荘」の住人は、一風変わった顔触ればかり。
公認会計士を目指す男、猫好きなスーパーの店員、売れない新劇女優、ヒッピー、反戦おでん屋のカップル、やくざのようなクリーニング屋、そんな個性的な面々が巻き起こす事件に満男は翻弄されていく…
70年安保の挫折から個に分裂していく人々を描いた永井愛の名作。
場所
演劇集団アクト青山アトリエ
世田谷区北烏山7-5-9
電話
090-6002-2905(代表携帯)
チケット
日程
2017年9月20日(水)〜24日(日)
20日(水)19:30
21日(木)14:00/19:30
22日(金)14:00/19:30
23日(土)14:00/19:30
24日(日)13:00/17:30
*全9ステージ(自由席)
*¥1500(半券割引有)