みなさま、こんにちは!
リゼット役の蔭山みこです!(=゚ω゚)ノ
本日の記事は特別編‼︎‼︎
今回の公演のフライヤーデザインをしてくださった
額田礼子さん(アクト青山*準劇団員)
に、突撃インタビューをしてきました!
それでは‼︎
レッツ☆インタビュー‼︎
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今回、ユカさんの熱烈なオファーがあったと話を聞きましたが、
その時の気持ちを教えてください。
絵を描くのがとにかく久しぶり、何年ぶりだったので、
「大丈夫かなぁ」というのがあったのと、
お声をかけて戴いたことは凄い嬉しかったです。
でも「ええ…わたし今描けるのかなぁ」というのがちょっとあって
---はい。笑
“不安”と“ありがとう”が半々でした。
あとはでも、「面白いかも」と思って。
「お応えできるかしら」という不安もありましたが、「頑張ります!」というのが正直な気持ちでした。
額田さんの描く絵、初めて見たのですが今までアクトで、パンフレットや戯曲の中で使うことはあったのですか?
入ったばっかりの年に出演した
『かんしゃく玉』という作品があるのだけど、
当時、小西さんが監修として作品を見てくださった時にチラシを作ろうという話が出て。
ただこれも、依頼されるとかではなく誰かがなんとかしないといけなくて。
それを、一応自分の絵じゃなくて、
持っていた画集の、
明治・昭和時代の画家「岩田専太郎」のカラーで描かれた原稿を白黒に興してチラシにしたことはありました。
その時ぐらいで、それ以外は無いですね。
ちなみにこの戯曲は、ご存知だったのですか?
全く知らないです。笑
はじめに原稿を描くために友香さんに「読ませてください」とお願いしたのですが、
あんまりハッキリしたお返事が返ってこなくて。笑
---あはは笑
ぎ、戯曲どう、戯曲読ませてください!とお願いしたら
「逆に読まないで、描いてもらった方が良いと思うんですよね」
と仰って。
---何度かお願いしていたんですね笑
そうなんです。稽古を見るか、台本を読ませてくださいって。
時代考証とか、服や靴とかかわるじゃないですか。
---かわりますね。
一応自分で調べてみたんですけど、結局あまりピンとこなくて。
上半身裸にもしようと思ったんです。
---おおっ
肩から上ぐらいですよ笑
それでもしっくりこなくて、
そしたらふと「ベルサイユのばら」のロザリーがこんな服着てたなぁと思い出して。
言わないとわからないぐらいにして、あの服になりました。
---そんな経緯があったのですね。
絵柄と字体のギャップで、とてもインパクトのあるデザインですが、最初からこの構成になる予定でしたか?
いいえ、何パターンか友香さんに送りました。
友香さんの希望が、「試練と戦う感じ」と
いうことだったので、
いくつか構図をあげて
「これが良いです!」と選んだものを原稿に起こしたのが、あのデザインです。
---完成品が、あのチラシですね!
---すごいインパクトあります!
そう言って頂けてよかったです。
色んな方々から額田さんが描けるというお話は聞いていたのですが、
いつから描いているのですか?
一桁の年の小さい女の子が絵を描く時期ってあるじゃないですか。
---はい。
あれからやめなかったんです。
漫画の本は幼稚園上がる前から読んでいて、
楳図かずおの恐怖漫画で字を覚えていたんです。
その頃から「上手くなりたい」と思って、
小学校低学年から独学ですが修行してました。
---早いですね!
初め、付けペンで漫画を描くことを知らなくて、割り箸を削って漫画を描いてたり。
--ええっ
なんで、こんな綺麗な線が出るんだろうと思って、ある時「つけペンというのを使っていたんだ!」と気付き、
初めて、ペン軸とペン先とインクを買ったのが10歳の時でした。
----小学4年から、つけペンを使ってたんですか!?
しかも私、物持ち良いのでそのペン軸、
未だに使ってます。笑
---ええええええええっ
もう、40年以上の付き合いですね笑
絵とお芝居って、
「ここは共通してるな」
「ここは違うなぁ」と思うことはありますか?
んー。
ストーリー漫画とかの描くときに登場人物全員になりきってる感覚ってわかりますか?
---あ、わかります!
描いている顔と自分の顔が同じになってたり笑
そうそう笑
「ここはこういう表情で、こんな状況で、だから台詞はこんなに必死に…」とか
ブツブツ言いながらキャラクターと同じ気持ちになっているというか。
そういう、登場人物を全員を演じる感覚は、役者の時は人物一人ですが、
お芝居に似ているのかなと思います。
今回は演じ手ではなく、描き手として作品に関わることになりましたが、やはり心持ちというのは違いましたか?
自分が出演しないときって、フライヤーデザインでも受付でも、
私にとったら『他人の祭りに参加する感じ』で、
「くそー!私も出たいぞ!」とか思うのですけど、
受付の準備とかも祭の手伝いをしているみたいで楽しいんです。
今回も受付に入るときの気持ちと同じで、
「すみません、祭に参加しちゃって」
と思って。
---いやいやいやいや笑
描かせて頂けて楽しかったです。笑
---こちらこそ、素敵なフライヤーデザインをありがとうございます‼︎‼︎
アクト青山の準劇団員にして、役者でもあり長年絵を描いてきた額田礼子さん。
額田さんは8月の朗読会『怖い話』に出演されます!
今回、フライヤーデザイナーとしてなかなか聞けないお話を聞かせて頂きました!
ありがとうございます‼︎
そんな、色々な熱意が入った
「 試練 」‼︎
お楽しみにっ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
演劇集団アクト青山 7月企画公演
『 試練 』
作: マリヴォー
~あらすじ~
「本当に彼女は、私を愛してくれているのだろうか」
裕福な商人の息子リュシドールは、新しく買い入れた土地の検分に来て、急病にかかる。その時、彼の城館の管理人の娘アンジェリックの手厚い看護を受け全快する。
2人は愛の一言を口にせぬまま、互いに強く惹かれ合う。
しかし、莫大な遺産を相続しているリュシドールとしては、彼女の愛が財産目当てではないという確証を得たかった。
そこで、従僕フロンタンを金持ちの友人に仕立てて結婚相手に推薦し、彼女の愛が本物かどうか、試練にかける………‼︎
【公演日程】
2016年7月15日(金)~17日(日)
15日(金)19:30
16日(土)14:00/19:00
17日(日)12:00/17:00
*開場は開演の30分前
【料金】
全席自由 ¥1000
【会場】
演劇集団アクト青山千歳烏山アトリエ
(世田谷区北烏山7-5-9)
【出演者】
井上達也/米山祐子/水野駿/蔭山みこ/井上俊行/竹中春菜/岩崎友香
【スタッフ】
制作 企画公演プロジェクトチーム
音響・照明 よしざわちか
宣伝美術 額田礼子/若林裕司
企画立案 岩崎友香
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