皆様こんばんは。
今作『床の男』の主役夫婦はL.A.からはるばる英国のヒースローまで、ウィンブルドンの観戦旅行に来ていると言う事で、
ブログ企画第3弾は「旅の思い出」と言うことになっております。


最近行った旅行となりますと、母上と母方の実家に参りました。
旅行と言うには語弊があるかも知れませんが、

行き慣れた狭山・飯能の山に分け入り正丸峠を抜けてたどり着きましたるは、
埼玉県秩父市!

四方を山に囲まれ、
春は芝桜が咲き乱れるものの、夏は暑く冬は寒い。
ただ寒い冬の最中、夜空に花火がやはり咲き乱れる秩父夜祭は続いてきた文化や伝統を想わせます。
その町を荒川が袈裟を切るように走り、そこに架かる橋が某アニメで主人公が何度も渡る橋なのですが、割愛笑


今回は祖母の様子を見に行く母上に便乗して、久し振りに祖母に会って参りました。

往時はチャキチャキとし、自転車を乗り回すご婦人でありましたが、今は昔。
それでもまだ生気を失わぬ祖母の姿は、

人の世の常ならんことや、
人は生きる意思でも生きていること、
そして、来るべき冬はそう悲しいことでは無いことを僕に教えてくれます。


恐らくそう遠くない頃、祖母の旅行は始まると思いますが、
今回の僕のように、旅は人に会う為のものとも言えます。
祖父や曾祖父にもお会い出来ることでしょう。

そう思い、
いつか列席するであろうその座について思いを馳せながら、日が落ちていく母の町を眺め、
旅のもう一つの意味、美しいものを見ると言うことを果たせた今回の旅行は、

まあ割かし良い旅行ではなかったかと、思う次第です。


暗いですか?笑
すみません笑

皆様も、只今季節は夏。旅には良い季節となりました。
是非皆様も、有意義なご旅行をなされることを祈っております

また、無意義な旅も良いものです。
友人、恋人、はたまた一人。
ただ楽しい、ただ行きたい、そう言う旅が出来る夏は、やはり良い季節だなと僕は思います。
そしてそれが無意味ではないことも祈って。



願わくは、
皆様が僕たちのアトリエへお一人でも多く「ご旅行」されんことを。

笑。

それでは!
Bチーム、ボーイ役の桃木正尚でした!

明日は演出の吉田さん、2周目です!