『温泉の効能』

ブログ企画第三弾!!

 

「○○の効能」!!



謎の青年、内藤役の
こっしぃこと室越です。


この企画は、稽古の始まった半年前から
成長したことや身の回りの変化について、
その理由や原因を○○の効能として
語る、というものです。


効能、効能ですね…。

僕は昨年の10月に
お芝居を始めたばかりの
ひよっこです。

高校時代は演劇部でしたが
10年以上も昔の話なので
色々と感覚を忘れてまして。。。

かたや共演者のみなさんは
と言いますと、大なり小なり
芝居経験を積んだ方ばかり。

絶対、絶対自分が足を引っ張る…

というプレッシャーが災いして
稽古を始めた当初は
ろくに立ち回りも出来なかったし
ご指導ある度に
どう改善すればよいのか
ひとり塞ぎ込んでいました。


このままではまずいと思った頃に
一通の客演依頼の知らせが
舞い降りてきて、
引き受けることに。

(この客演の時期と、
 ワーニャ叔父さんの
 公演時期が重なっており
 いま思えば
 状況を考えるべきだったな
 と反省しておりますが…)

4月下旬にその公演を終えると
共演者の関係から
あれよあれよという間に
他の公演にも出演依頼がきて
気がつけば月1回のペースで
出演することに…。


時折、本来の目的を
見失いそうになったりもしたけど、
アクト青山の名に恥じない芝居をしたい
足を引っ張りたくない
という気持ちは、ずっとありました。


ずっとありましたが。


どんなに頑張っても
半年そこらの付け焼刃程度じゃ
レベルアップには限界がある、
ということに気付いてからは…。

色々と疑問が沸いてきました。


足を引っ張るってなんでしょう?

名に恥じない芝居って??


そんなもの、
境界線なんて最初からなかったんですね。
あったのは…下らないプライドだけ。


ならば、現状全力で挑むまでです!

下手なら下手なりに
頑張ってみようじゃありませんか!


「本物に近道なんてないんだよ」


4月中旬、
客演の稽古と温泉の効能の稽古を
両立していた頃に
小西主宰が僕に下さった一言です。

全くその通りでした。

気付くのに、半年かかりました。

近道しようとしていたことを
後悔するつもりはありませんけど、
遠回りでもいいやという
心の余裕を持てたのは、
正に「客演の効能」そのものです。



とにかく、
アクト青山での初めての舞台。

気合、入ってますよ!!

ちょっとした理由で
ここ一週間
軽いスランプでしたが、
それも今日の自主稽古中に
原因解明して吹っ切れましたしね!



ブログ企画第三弾、
次回は…扇子職人の石原役、
吉田くんの出番です!

扇子職人なだけに
センスの良い文章が期待出来そうです!!


ではでは、明日をお楽しみに!!



演劇集団アクト青山 テアトロスタジョーネ(秋)
温泉の効能~富山より哀の米で~



【会場】
演劇集団アクト青山 千歳烏山アトリエ

【公演日時】
9月20日(金) 19時~
9月21日(土) 14時~/19時~
9月22日(日) 14時~/19時~

【作・演出】 小西優司 
【音響】 桃木正尚

【出演】
菅野敬介・井口竜之介・立花ちなみ・井上俊行・吉田晃弘・永野仁海
廣瀬ゆか・額田礼子・室越央・ 水野駿・潮ひかる

【料金】
¥1,000円(全席自由・各40席限定)

【チケットお申し込み(予約)】
magnat007@me.com にて承ります。

【代表携帯】 090-6002-2905