本科生の桃木正尚です。


西洋史近世の幕開けは、
ヨーロッパ西部のイベリア半島でのレコンキスタ完遂と、東部のビザンツ帝国陥落とが同時に起きた1492年、
今から丁度520年前のことになります。


その1492年から遡ること7年の1485年、ヨーロッパの島国イングランドでも一つの節目となる出来事がありました。

それぞれの家紋に薔薇の紋様を持つランカスター家とヨーク家が、共に英国の覇権を得んと争った薔薇戦争。その終焉を迎えたのが1485年の事でした。
戦争は、ランカスター家側のヘンリ・テューダーとヨーク家のエリザベス・オブ・ヨークの婚姻により和解。新しく開かれたテューダー朝はその後エリザベス1世の時代まで続きました。






ま、

そんなこととは別ですが、先日の日曜日の日曜昼教室で森本薫の『薔薇』のエチュード発表がありました。

今回は発表後投票を行い、次次回のテアスタ公演の出演権を賭けるということで、
僕は出るわけではありませんが、見学にいきました。

最初の組の井口・米山さんペアは、僕が高架下から駆けつけるのが遅れてしまったため見れませんでしたが、
他の4組は四者四様といった様相でどの組もすばらしく、普通に楽しんでしまいました。


まぁそこら辺はどなたか書いてくださるでしょーし、僕はその後のエキシビションの主宰・小西さんと見学に来ていた青井そめ姐さんによるぶっつけ本番『薔薇』エチュードについて書きたい!
姐さーん!

実は全組終了後、開票を待つ間に、小西さんとそめ姐さん(『薔薇』初見)による『薔薇』エチュードをやって頂きました。

真っ黒なコートに身を包んだ後ろ姿、顔に当たる窓からの日やピアノが印象的な小西さんと、
対照的に、ゆっくり存在感を増す、底の見えないような無邪気さでせめるそめさんの、
二人の明暗が際立って、つい見入ってしまいました。


こんな楽しそうなら僕もやりたかったな、と今さらながら思いました。

とりあえず、僕は木曜昼の『桜の園』頑張ろう。
テアスタ冬のアルオヤコ頑張ろう。

そう思いながら千歳烏山への帰路につく、桃木正尚でした。


明日は大掃除!